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農業ビジネススクールオンライン講座始まります

【お知らせ】

令和2年8月1日から29日までの毎週土曜日から

農業ビジネスオンラインスクールを開講します。

 

今回ははその講座の中から

雇用について解説します

 

雇用型農業へ転換する落とし穴

今回は人を雇うのが苦手な人に聞いていただきたいお話デス

先日新規農業者の激励会という会合で講演を行ったのですが、

希望に満ちあふれた10数名の若手農業者にどのような経営をしたいですか?って

冒頭でお話をお聞きしました

すると皆さん口々に大規模経営をやりたって

言われます。

頼もしい話ですね。

当然これから先は高齢化により農家がもっと減少し、農地を管理する人が減るので

やりたくなくても大規模化という選択は若手農家に降りかかっているのではないかと

思います。

しかし、大規模化するときにセットでついてくるのが

雇用の話。

 

これから農業を志す者は少なからず人を雇って大規模にやる

雇用型農業を視野にいれなければいけません

今回はこの雇用型農業をやる上で大事なことをお伝えいたします

最初に、

これから農業を始める方に知っていただきたいのは

農業は自営業であり、自営業は経営であるというと

つまり、経営とは何か?を知らなければ経営はおろか自営業も難しいです。

結論を先に言うと

経営とは5つの資源を使って利益を生み出すこと

私も経営をはじけた当初経営なんてわからないままに始めました。

分からないままに経営を始めわからないままに雇用を始めました。

当然うまくいくわけありませんよね

野球を知らずにバッターボックスに立っている様なものです。

当然経営は悪化していきます。

私たちは経営が苦手なんです。

なぜならば経営をするための教育を受けていないから

学校ではしっかり勉強していい大学にはいって、いい会社に勤めることが

良い人生とされ、これまでの教育現場で独立して会社を経営するなどといった

教育は受けていません

そもそも学校はあくまで教育や勉強を教えるところで

会社の興し方なんていうのは教えてくれないんです

さらには医学部を出たところで優秀な医者になれるかもしれないけれど

開業医になって経営を上手にできる方法なんて

医学部では教えてくれないんです

だから開業しても赤字の病院がたくさんあるんです。

ところであなたは「経営」についてどれくらい学んでいますか?

 

さて、農家になりたい、農業者になりたいって方はまだまだ全国各地たくさんいると思うんですが、農業はフツーのビジネスと違ってちょっと独特なんです。

何が独特かっていうと

経営を知らなくても「営農」で何とか生活できちゃう仕事なんです。

「営農」って農業関係者以外ではなじみの名言葉だと思うんですが

営農って栽培管理、圃場管理そしてコスト管理のことを言います

つまり良い品物が生産できれば市場価格が高く取引され

経費を抑えることで利益多く残る。

その残った分が農業所得となり、その所得で暮らし、生計を立てる

という営みを

営農っていうんです

一方「経営」というのは

ヒトモノカネ情報時間という5つの経営資源を上手に活用して

利益を上げ、その利益から自分の給料、社員の給料、投資家さんへの配当金、仕入れ先の支払い、そしてこれからの投資を行うこと。

さらに余った利益から税金を支払い社会福祉に役立て、

それでも余った残りの利益を内部留保すること

つまり農業はこれまで営農だけをやってきたってこと

経営はやってきてなかったのです。

なぜそれでよかったのか?

それは家族経営だったから

家族経営は家族親戚が力を合わせ

農業所得が残るようにみんなで頑張り、労働力を提供し無駄な経費を使わないように

心がけていました。

そうやって農業所得を残してきたのです。

しかし、家族以外の雇用を始めると

そうはいきません。

忙しかろうが雨が降ろうが従業員を法定外で働かせたりはできません。

ましてや

生産性を上げようと家族のように親身になって農作業に取り組んでくれる

従業員はそんなにはいないでしょう

従業員もまた自分の家族が大事です。だから休みも欲しいし

安定した給料も欲しいものです

話を戻すと、これからの農業は栽培管理、営農管理、コスト管理といった

営農管理はもちろんのこと

ヒトモノカネ情報時間の管理、つまり経営管理が不可欠になります。

その中でも特に重要なのが人の管理です。

ヒトを管理する能力

これは

分かりやすく言うと

「人を動かす力です」

 

これからの農業は人を動かす能力が必要です

これに気が付かないままに規模拡大や雇用が農業にスライドすると

3回大変なことが起きます

1回目は雇うとき

なかなか思うような人材が来てくれない。

ついつい求人案内表に時給、給料を多く書いてします。

それでも人が集まらない。

 

2回目は費用

売り上げは安定しないのに人件費は固定で出ていきます

従業員は給料が安定していてローンで車を買ったりします

しかし、社長の給料は安定せずに、ずっと軽トラックのまま・・・

なんて笑えないような話があります

3回目はやめさせること

雇って3か月間はまじめに働いてくれますが

その後だんだん怠けだしたり、なかなか思う通り働いてくれない・・・

そういうやつに限って

なかなか辞めようとしない。

無理に辞めさせてようとすれば逆に訴えられる場合もあります。

つまり、この3つの地獄が雇用型移行する際に起きるのです

 

そうならないために

人の集め方、安定給料の払い方、人材育成の仕方を学ばなければいけないのです

これが経営なんです

~お知らせ~
管理する力を身に着ける
農業マネジメント講座を8月1日からオンラインで開催します。
日程は
8月1日から29日まで計4回
講座は2講座×4回=計8回
 
ヒトモノカネ情報時間を上手に使える
企業的農業者になれるチャンスです。
 
講座はすべてオンラインで行います。
1講座60分 講座ごと直接質問や相談ができる
少人数制です。
 
これから農業を始めようと思う方や
農業始めて5年未満の方
また10年以上のベテラン農家の方でも
これからは企業的農業をやりたいって方などに
おすすめの講座です。
 
詳しい内容はこちら
https://notera.co.jp/course/%e3%81%8a%e3%81%8a%e3%81%8a/
 
お申込みお問合わせはこちら
https://notera.co.jp/contact/
 
オンラインスクールですが20名限定とさせていただきます
お申込みはお早めに
 
 
一緒に脳を耕しましょう!
 
今回の動画

 

 

 

 

農家が知っておくべき価値の話

農業ビジネススクール2日目

今回もオンラインです。たくさんのご受講ありがとうございました。

2回目のテーマは

「価値とは」

価値とはそのモノが欲しいって思う

行きたいって思う

触ってみたい、乗ってみたい

観てみたいなどなど

その人の行動を促す謎の存在である

あるものにとってポルシェは価値のあるもです。

だからその人は

運転してみたい

買いたい

助手席に乗ってみたい

って思うのです。

しかし、

荷台に荷物をたくさん載せたいって人には

何の価値もない。

なんだそりゃ、荷物載せれないんだったら要らない!って

つまりポルシェは

後者の人には何ら価値のないものなのである

私たちは品質の良いもの

スペックが高いもの

見栄えの良いものに価値があると思っています。

しかし、それは間違いで

価値とはそれを欲する人にとってのものであり

欲しない人には響かないものなのです。

今回農業マーケティング講座では

この「価値につい」てのみ講義を行いました。

価値とは?

・サンマの価値はどうやって決まる?

・・山の上のジュースはなぜ値段が高い?

・カッターの価値とは?

・雑誌は何を売っている?

・福袋は価値が変わった?

・AKBのCDは誰に何のか価値を提供している?

・元海軍が作ったカレー屋さんに行列ができるのはなぜ?

・ずっと幕下だった力士が作るちゃんこやと

・元横綱が作ったちゃんこやとどっちが流行る?

どれもこれも他社目線、他社認識がなければ

わかりにくいかもしれません・・・

今回も、

オンラインで受講されたかたの頭からは

煙が立ち上るくらい

「脳」を耕やされたようです(^^)/

「誰」にどんな「価値」を

たったこれだけのことなんですが・・・

価値とは何かに

気が付いたとたん、

一気に道が開かれます。

私も価値についてわからなかったときは

価値のあるものはポルシェとばかり思っていました。

しかし、軽トラックにも価値がある

人によって価値は変わる

とらえ方が違うんだってことが

わかった瞬間、これまでもやもやしてたものが

一気に払しょくされて

すがすがしい気持ちになり、

すべてがうまくいき始めます。

嘘みたいな話なんですが、

その感覚を

受講者の方に体験してほしい。

そういう思いで今回は講義させていただきました。

農家が本当につらいのは・・・

農家はつらいよ。

朝から晩まで働きづくめ・・・

農家はつらいよ。

これだけ頑張ったのに売り上げはたったこんだけかよ

農家はつらいよ。

手塩にかけてそだてた野菜が病害虫でやられた・・・

農家はつらいよ。

彼女の親が農家の俺には嫁にやれんって・・・

農家はつらいよ。

良かれと思って設備投資。そのあと借金地獄。

農家はつらいよ。

地域の役職を俺にやれって、理由はお前は農家だから・・・

農家はつらいよ。

長男なんだから、お前が後継がないでどうする!

農家はつらいよ。

本家ががんばんなきゃ。ご先祖様になんていうの?

農家はつらいよ。

親父がいる間はずーっと丁稚奉公・・・

農家はつらいよ。

嫁と姑がいつも揉めています。

農家はつらいよ。

カードローンの審査が通らない!

農家はつらいよ。

体を壊したらすべてが終わる・・・

農家はつらいよ。

良ーよねー農業は~って言われる

農家はつらいよ。

自由な職業だと思われいる

農家はつらいよ。

儲からなくても誰からも叱られない・・・

農家はつらいよ。

へー後続ぎなんですねー偉いですねーって言われる

農家はつらいよ。

大変ですねーって言われる。

でも、農家つらさはこんなもんじゃない

本当につらいのは

逃げられない

否定できない

わかってもらえない

「見えない鎖」につながれていることなんです。

この、

農家はつらいよ。って本は

その見えない鎖を

断ち切る勇者の奮闘記です。

農家はつらい?って思われている方。

農家って何がつらいの?って思われている方。

是非ご一読を。

あなたも勇気が湧いてくるかも

あなたも勇者になれるかもです。

https://www.amazon.co.jp/%E8%BE%B2%E5%AE%B6%E3%81%AF%E3%81%A4%E3%82%89%E3%81%84%E3%82%88-%E4%BB%AE-%E9%9B%B6%E7%B4%B0%E8%BE%B2%E5%AE%B6%E3%83%BB%E9%95%B7%E7%94%B7%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%83%B3%E5%A3%B2%E4%B8%8A1%E5%84%84%E9%81%94%E6%88%90%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AE%E5%A5%AE%E9%97%98%E8%A8%98-%E5%AF%BA%E5%9D%82%E7%A5%90%E4%B8%80/dp/4495540599

 

動画はコチラ

 

農業も商売ですよ

稼げる!新農業マーケティング講座

皆さんこんにちは農業パーソナルトレーナーの山下弘幸(やましたひろゆき)です。

今回は、農業のマーケティングについてお話したいと思います。

マーケティングってなんだかとっつきにくい感じがしますよね

まして農業をやっている人たちからすれば未知の世界。

なんだまーけ・・・ってのは?みたいに思われことでしょう。

それもそのはず、今まで農業業界においてマーケティングは

なかった概念なんです。

必要なかったのです。

なぜかというとマーケティングとは一言で言えば

「販売戦略」の事

しかし、

農業という世界では

「販売」は、やってこなかったのです。

いやいや、販売をやっていないって?どういうこと?

売らなきゃおカネが入ってこないじゃん!って

そうですよね。

では農業界はどうやっておカネが入ってきていたか

私が野菜農家なので野菜の場合で解説すると

 

https://notera.co.jp/news/1149

農業マーケティング講座 オンラインにて開催 

皆さんこんにちは。

農業パーソナルトレーナーの山下弘幸(やましたひろゆき)です。

今回は農業マーケティングについて

何それ?マーケティング?なんだか難しいそう!って

そう思われたかもしれません。

実は私もマーケティングなんて知りませんでした。

なぜなら、農業をやっているときにそんなもの必要なかったからなんです。

私が就農した平成元年。そのころはまだ景気が良くて

就農した時も我が家の経営は絶好調でした。

※当時スイカ農家でしくまもとのスイカは作れば売れるバブル絶頂期

出荷は全量農協の共販。

できたスイカを朝から収穫して

出荷場に持ち込む。

1玉1玉ていねいに外側の皮を拭いて並べるんです。

そうすると農協の係員が1玉1玉品質をチェックして

箱詰めされていきます。

そして

農協の職員から仕切り書をもらいスイカの出荷は終わりです。

後はいくらで売れたか翌々日の市況を農協に見に行くと

2Ⅼサイズ秀4000円

Lサイズ秀3000円とか掲示されていて

1週間後には自分が出荷した分の代金が

自分の通帳に振り込まれているです。

その後場バブルの崩壊とともにスイカは売れなくなり

私はナスの栽培に切り替えたんですが、

それも又価格が低迷し、

いよいよ私の経営は困難になってきました。

 

続きはこちら

https://notera.co.jp/news/1146

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