農業参入するなら JA出荷という選択が良い

全くゼロから始めるならJA出荷から始めた方が良い

農業を始めようって思っている人へ
新型コロナウイルスによる非常事態宣言で職を失い農業を始めたいって思う方も多いいかもしれません。
そういう人のために
これだけは知ってほしい3つの事をお伝えします。
今回は2回目です。
1、相談に行く前に
2、農業の種類
3、農業の始め方(5つの戦略)
2、農業の種類
農業の種類って初めて農業を始めようって方は
野菜を作るとか、果樹をつくるとか、花を作るおとか、作る品目の話だと思われるかもしれません。
確かにそれもありますが、
それより大事なのは
どのような農業形態を目指すか。が大事になります。
例えば

1、材料供給する農業
2、製品を供給する農業

3、商品を供給する農業

の3つです。

一般的に農業は1、の材料供給型と思われています。

これは農場圃場でできた野菜、農産物をそのままJAや出荷団体に持ち込むという
スタイルです。
 
私がナスを生産していた時はこの方法でした。
私の農園で収穫したナスは収穫コンテに入れたままJAに持ち込めば終わりです。
後はJAがナスを1本づつ選別して規格を分けて箱詰めし、市場に出荷してくれるのです。

その後、JA出荷部会を脱し、自分で選別箱詰めして直接市場や青果業者に

出荷し始めました。

 

これが2、製品として出荷するタイプになります。

更には変わった伝統在来種のナスを生産しこれは自分で伝統肥後赤茄子と名前を付けて
オリジナルパッケージを作り直接お客さんに販売を始めました。

これが3、商品を供給するタイプです。

このようにこれから始めて農業を始められる方は
農業には3通りの農業があるということを知っておくとよいでしょう。
では初めて農業を始める方はどのタイプを目指すとよいのでしょうか。
答えは全く生産自体が初めてだったりすべてゼロから始めるのであれば
 
断然1から始めるべきです。
 
理由は
農業を始めるときにやるべきことが多いから。
農業を始めるときには
まず物件探し、農地生産環境を手に入れます
次に資金を確保します。
何を始めるにも先行投資は必要です
更に技術も必要です。
自ら農業研修を受けるか、技術を持っている人を雇います
更に販売も自分で行います。
モノができても売れなければ意味がありません。
当然経理も自分で行います。
税金の申告も自ら行い、不備があれば罰せられます。
このように生産業務をするだけでかなりの時間と労力とおカネがかかります。
その上で製品化して卸す業務を始めたり
商品化して販売する業務をやろうとすると
生産業務がおろそかになり、結果がとして農業事業がうまくいかなくなるのです。
農業を始める際に、ある程度資金に余裕のある企業が参入する場合は
別で、最初から製品化、商品化まで視野に入れた農業を始めることも可能だと思います。
農業も事業です。
作るだけでなく売ることも考慮して事業展開するべきです。
しかし、個人が農業を始めるときは
売ることよりも作ることから始めた方がよい。
出来れば独立してはじめるより
農業会社に就職してから始めた方が良いのではないでしょうか。
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