あなたは今どのくらい先を見越していますか

お盆が過ぎたばかりばかりだというのにこの時期は
年末の出荷計画をたてるのが恒例になている。
 
熊本の平野部の農家は基本的には冬に農業所得の大半を得る。
秋冬春に出荷した農産物の売り上げで経営を成り立たせている。
私もこれまでスイカ、ナス、ホウレン草と野菜生産で生計を立ててきたが
売上の9割はこの時期だ。
つまり、冬の所得がその年の売り上げを左右するのだ。
 
特に12月20日から28日までは年末需要といって大半の農産物は需要が高まる。
市場出荷であれ、JA出荷であれ同様だ。
 
ということは
12月15日くらいから出荷できるモノをたくさん作ったほうが売り上げは上がるはず。
(もちろん相場暴落ということもあり得るが、一般的な話として)
12月15日から12月28日までの約2週間にどれだけ稼ぐことができるか?
 
これをお盆を過ぎてから考えるのだ。
考え方はこうである。
 
まず、年末にたくさんのモノを出荷するにはその時に収穫物が大量になくてはなれない。
そのためには
9月中旬には作付けを始めなければならない。
となると、土づくり、圃場整備、作付け準備は9月上旬には終えておかねばならない。
 
というように作業計画がおのずと決まってくる
 
次に、年末年始の収量をどの程度出荷したいのか、売り上げはどれほど必要なのか?
から想定単価という目標収量を決める。
 
そうするとおのずと作付け面積が決まってくる。
このとき相対取引であればお客様との交渉で求められている数量に合わせた
作付け面積が今年の作付け面積になる。
 
野菜を栽培する農業って常に半年前のことをイメージしながら作業をやっているんです。
 
ところが更に上を行く農家は1年先を考えているんです。
 
収穫が終えた段階で、収穫が始まる段階で来年はこうしよう、あーしようって
常に来年のこと考えてやっている人がいます。
 
 
大半の野菜は年に1作、多くて2作しか栽培できないので、
農家は1年単位で物事みる癖がついているんです。
 
さて、あなたは今どのくらい先を見越していますか?
 
 
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