自分の商品、サービスを自分で売りたいのならお客様アプリをダウンロードしよう!

いつもご覧いただきありがとうございます。

農業パーソナルトレーナーの

山下弘幸です。

 

今回からはシリーズで

これからの農業のトレンドになる

観光農園、体験農園、農家レストラン

始める1年前に始めなければならないことについてお伝えしていきます。

第1回は

「自分の商品、サービスを自分で売りたいのならお客様アプリをダウンロードしよう!」

体験農園や○○教室、自分の農園をカフェみたいにして

お客さんがきてくれるような農業をしたい!って思っている若い農業者の方は

全国にたくさんいらっしゃいます。

既にたくさんの若い農家の方が自宅や農場に

たくさんのお客さんが来てくれて

自分が作った野菜や果実をふんだんに使ったケーキやお菓子を食べに来てくれる

素敵な農業ライフを楽しんでいらっしゃいます。

私はこのように自分で自分の商品、サービスを販売する農業を

スモール農業って呼んでいます。

規模を拡張して、従業員をたくさん雇って、JAや卸売市場に大量に出荷したり、

相対取引で青果業者さんに毎回100㎏納品したりするような農業とは違って、

自分の商品、サービスを気に入ってくれるお客さんが喜んで買ってくれる、来園してくれる農業ビジネスのことです。

しかし、どうやってお客様を自分の農園に呼べばいいんだろう?

うちの農園は田舎だから来てくれるかな~?

お客さんがきてくれなかったらって思うと農園整備の投資も悩んじゃうよな~

そういう方に是非読んでいただきたい内容です。

この内容は8回シリーズになっていますので、併せて他の回もご覧ください。

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自分の農園を

「人が集まる農園にしよう!」って思ったならば、

最初に何から始めますか?

 

私の知り合いに

よし!みんなが集まるためにピザを焼こう!って思って

ピザやさんを始めた方がいます。

自分の農園は猫の額ほどの狭い畑しかありません。

それでも地元で仕事がしたいからって、これま勤めていた会社を辞めて

実家のある田舎に帰ってきました。

産業が何もないフツーの田舎。仕事はないので実家が持っていた

狭い農地を使って農業を始めようって思いったったのが5年前。

周りからは無謀だ!今から農業なんて無理!って、さんざん言われたんだけど

自分の人生を考えた時に

「このままでいいのかなー」って考えちゃって・・・・

幸いまだ30代。結婚はまだだけど今の内なら自由がきくからって

「一念発起」。

正直言えば「国からもらえる給付金」もあてにしていた。

それでも何とかやっていけるって始めた農業。

夢はあっという間に砕け散った。

狭い畑で採れる野菜はどれもこれも今一つ。

今更だけど、親も早くに農業を辞めて勤めに出た理由がわかる。

 このあたりの農地がやせているのだ。

これじゃ、美味しい野菜はでいない・・・

どうすりゃいいんだ・・・

今から土づくりをやったって何年かかるかわかりゃしない・・・・

途方に暮れていた

しかし、給付金をいただいている以上、やめるわけにはいかない。

それこそ返還ともなれば生活どころではなくなる。

悩んだ挙句、地元の仲間に相談した。

みんな地元の自動車整備や建設現場で働く仲間たちだ

 

なんか有機栽培とかで野菜ができたらもっと売れるんじゃない?

だったら観光農園にしていっぱいお客さんよんだら!

そしたらうちらの地域の活性化につながるし!

 

どれも無責任な意見だったが、話は盛り上がり、

よし、そいうのも面白そうだな。

いっちょやったるか!

 

まだ給付金を後2年貰えるという甘えから、観光農園的な農業へ

大きく経営の舵を切った。

これが地獄への始まりだった。

いつもの仲間とあつまっては

あーだーこーだの観光農園構想が始まった。

 

全て現実的ではなかったが、ある時、

ピザってあれ原価は安いらしいってこの前TVでやってたぜ

ピザならみんな好きだし売れたら儲かるんじゃねえ!

いいーねピザやろうぜ!

 

だったら俺が建設現場からレンガとかいろいろ資材持ってくるから

安くピザ釜作っちゃおうぜ!

って

こんな感じで

ピザづくりが始まった。

 

農園でできたミニトマトやバジルをのっけて焼いたピザは

それはそれは美味しかった。

少し光が見えてきた。

これ、行けるかもしれない!

 

それからピザ作りの研究を始めた。

農園でできた野菜をふんだんに使ったオリジナルピザ!

絶対に売れる!

確信を持っていた。根拠はないが、自身があった。

 

建設業の仲間に頼んで自宅の納屋をピザ屋に改装。いよいよ

オープンだ。これまでに費やした予算は約100万。

全ての貯金は使い果たした。

 

近所に配った手書きのチラシが功を奏して

オープン当初は多くの方でにぎわいをみせた。

しかし、オープンから3ヵ月が経ったころから状況が変わった。

 

客足がピタッと止まったのだ。

あれ?今日もお客さんこないなー・・・・・

 

 

商売をやったことがない農家やサラリーマンが陥る

典型的な失敗例ですね。

 

最初にモノづくりから始めちゃうパータン。

この脱サラ農家の方もピザ釜づくりやピザづくりに没頭しちゃって

お客様のことは全く無視

これじゃ美味しいピザが焼けても

ビジネスにはなりません。

 

 

例えお客さんがきてくれても最初だけ。その方々はお客さんではなく

「お付き合い」なんです。

これが分からずに始めた農家の

ピザ屋。どうやってこのピザ屋に

人が集まるようにしていくのでしょうか・・・・

 

 

次回はマーケティングってなに?をお届け致します。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

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