ついに奇跡が起きた!バジルの香る街が誕生する!

いつもご覧いただきありがとうございます。

農業パーソナルトレーナーの

山下弘幸です。

今回はシリーズで

これからの農業のトレンドになる

観光農園、体験農園、農家レストラン

始める1年前に始めなければならないことについてお伝えしていきます。

第8回はいよいよ最終回です

ついに奇跡が起きた!バジルの香る街が誕生する!

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今日ね、バジルの種まいたんですよ。ほら見てください

小さいでしょ?これがバジルの種なんですよ

バジル種

SNSにup・・・

 

 

今日は○○農園のピザを食べに○○さんがきてくれましたー

早速プランターをプレゼントしてバジルを植えていただきました

(^^♪これで120件目になります!

目標200件までもう少しです!

バジルプランター

Snsにup

 

 

今日は大雨。

バジルの葉っぱも雨に濡れて寒そうです。

だからカサをさして上げました!

バジル カサ

 

 

 

 

半年後・・・・・・

 

 

先輩!大変です!

 

どうしたんだ・・

 

 

お客さんが・・・・・大変なことに・・・・

 

《店内のにぎわい》

野菜ピザ下さい!

私も!こっちも!

こっちのピザまだ?

わーこのピザトマトとバジルがめっちゃ乗ってる~凄ーい

SNSにあげよう!

ねープランターに名前書いて町に飾ってもいいですか?

ねーこのお店ってバジルの香りが凄いね

へーお店の仲間でバジルでいっぱいなんだ

さすが農家のピザ屋さんね

 

 

 

ねーマスター

ところでこの町のバジルプランターって

どれくらいになったの?

 

 

「お客様でちょうど1000件目です。」

 

本当にありがとうございます。・・・

このお店、出来たばかりの時は

 

お客さんが全く来ない

閑古鳥店だったのですよ。

 

へー。

 

でもどうしてこんなに繁盛するお店になったんですか?

もしかして

それってピザの味を研究して劇的に変えて繁盛店に変わったとか?ですか?

 

 

いや、最初っからピザは美味しいのが出来ていたから

ピザの味は全く変わってないんですよ。

 

じゃ、どうやって?

 

 

それはですね・・・

 

 

 

 

 

お客様のことを

 

本気で考え始めたからかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

その町はバジルが香る「バジルロードがある街」として

 

連日取材が訪れるようになり

 

過疎化しかけていた町は

 

活気ある街へと生まれ変わった。

 

 

 

 

一人の脱サラ青年が始めた農業がきっかけだった。

 

先入観の無い青年が農業を生産だけにこだわらず

 

お客さんをよろこばせたいって商業の感覚(マーケティング)

 

学んだことが良かった。

 

 

もし、この若者も、農業生産だけにこだわっていたら、

 

今頃生産性の低い農地で売れない農産物を作って

 

いつまでも

日の目を見ない農業を続けていたか、途中で挫折していたに違いない。

 

 

しかし、彼は「先輩」の言うことを

 

素直に受け入れ変わることができたのだ。

 

 

よく、イノベーションを起こすのは「よそ者、若者、そして馬鹿者」

だと言われる。

今回はまさに地方でその「イノベーション」が起きた。

 

 

 

日本国中、限界集落や衰退していく町が数多くあるが、それを救うのは

 

この物語で出てくるようなよそ者、若者、馬鹿者なのかもしれない・・・・・

 

 

 

【終わりに】

長い物語を最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

過疎化、少子高齢化、空き地問題、耕作放棄地問題・・・

これらは全てヒトが起こす問題だと思っています。

 

であるならば、ヒトが解決できると

 

そう信じています。

 

農業界を明るく照らしたい。

 

だから

地域を問題課題を解決できるヒトを育てようと思っています。

令和元年9月17日

農業パーソナルトレーナ 山下弘幸


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