卒業後、そのまま親元就農して農協、市場としか取引したことない農家の場合

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いつもご覧いただきありがとうございます。
農業パーソナルトレーナーの山下弘幸です。
 
今回はのテーマは「トマト農家が相談にやってきた」です。
 
 
ここ数年トマトの市場価格は暴落し、トマト産地は悲鳴を上げています。
そんな中、ある生産者が助けを求めて農テラスを訪ねてこられました。
 
この生産者はトマト栽培25年以上のベテラン農家。
これまで順調に規模拡張を行い、従業員も外国人技能実習生を含み
4名の農業生産法人である。
 
ただ、出荷先はすべて県内の卸売市場。
社長の悩みは
 
この相場低迷期を脱するにはどうすればよいか?であった。
 
対策として考えてこられたのは二つ
ひとつは先進技術を取り入れて反収を上げるというモノ
もう一つは市場取引だけではなく相対取引を始めたいということだった。
 
これまで市場卸1本でやってこられた農家さんが
初めて契約栽培に挑戦しようとされています。
 
山下:
社長さん。まず、今は10月ですので契約取引は来年からになりますね。
 
社長:
え。そうなんですか?
 
山下:
契約栽培は先物取引と似ていて
種を撒く前にほぼほぼ決まります。例えば九州のトマトなどは
7月ごろには契約栽培で出荷する量が決まっていますね。
 
相手も企業ですから冬の売り上げ計画とか事業計画を半年前には
出さなきゃいけないから
早め早めに動かれているんです。
 
今日トマトができました。買ってくださいって言うわけにはいかないんです。
 
他にも、代金決済の手続きもしなければいけません。
これまで市場には野菜を出荷すれば数日後には換金してくれる
払い戻し窓口があってそこでおカネを貰えたんですが、
相対取引では締め支払い日を決めて、納品書に照らし合わせて
請求書を発行する手続きが必要になります。
 
更に受発注の仕組みも必要ですね。
 
社長さんはメールとかされますか?
 
 
社長:
いや・・・・
 
情報のやり取りができなければ契約栽培も相対取引も
難しデスよ。
 
意外と契約栽培って情報取引だったりするんです。
 
今の若い世代は最初からそう言う世界に至り、農業をする前に
企業に勤めていたりして
一般的な社会の仕組み、ビジネスの仕組みを知っているんですが、
 
メールができない、
商取引のやり方がわからない
商談の仕方がわからないでは
 
かなり難しいかもしれませんね。
 
農協や市場としか付き合いのない農家さんは
かなりハードルの高いモノと感じられるかもしれないですね。
 
ですから、べーそのような農家さんは
これまで通り、市場流通をべースに取引を続けるべきだと思います。
 
年間を通じて平均単価を割り出し損益分岐点を出すんです。
 
そして経費をその損益分岐を下回る用意する。
 
これでしっかりと利益を確保していきましょう
 
 
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