儲からない農業から「稼げる農業」にわることができたたった一つの気づき

いつもご覧いただきありがとうございます。
農業パーソナルトレーナーの山下弘幸です。
 
今回はのテーマは

儲からない農業から「稼げる農業」に変わることができたたった一つの気づき

についてです。

これは令和元年10月11日に開催された

熊本東倫理法人会のモーニングセミナーにて講話を行ったときのお話を

まとめたものです。

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よく、山下さんは何されている方なんですか?って聞かれます。

「農業です。」ってお答えすると

今度は

「なにつくっていらっしゃるんですか?」って聞かれます。

 

そこで

「ヒトを作っています」ってお答えすると

皆さん怪訝な顔されます(笑)

 

 

30年前に農業を始めたときは実家がスイカ農家でしたので

スイカを栽培していました。

その後スイカが儲からなくなったので「ナス」に切り替えたのです。

それでも儲からなかったので、今度は稼げる農業にシフトして

ほうれん草栽培を始めました。その後、組織作りに移行して、

 

現在は人づくりをやっています。

 

実は18年前に経営を始めましたが、

ダメダメ農家で所得はゼロでした。 個人農家としては売上1500万で優秀な方でしたが設備投資や人件費に毎年1500万の経費が掛かっていたんです。

どうやって暮らしていたかというと妻の蓄えを切り崩していました。

まさに紐農家。ニート農家だったのです。

そんなダメ農家だった私が「稼げる」農業を始めて

たった2年で農業所得800万に。

その3年後には農業参入したベンチャー企業で農業法人の代表を務めさせていただき、

売上1億2千万、経常利益10%1200万円を稼ぎ出すまでになりました。

 

ということで、

今回のお話はどうして変わることができたのか?というお話です。

 

 

質問:儲かる農業と稼ぐ農業の違いって判りますか?

「儲かると稼ぐ」の違いって判りますか? これ重要ですよ。

 

儲かるは「受動的」

 農業の場合は思いがけなく相場が上がって売り上げが伸びるパターンです。

 株をやっている人も相場があがって儲かった人も多いと思います。

また、ビジネスマンでは思いがけなく仕事が舞い込んで売上を伸ばしたりするのも

儲かったに入ります。

一方、稼ぐは「能動的」

 農業の場合は納品先をあらかじめ契約をして売値を決め原価計算をしてその売値から原価を引いた差額を利益とするビジネス型農業を言います。

 株をやっている人でも職業として株の売買をしている専業トレーダーも稼いでいる人です。また、ビジネスマンでも顧客が自社の商品サービスを購入してくれるように顧客動線を描いて売上を上げている方も稼いでいる方ですね。

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私は20代のころ、やる気のない、目的のない、夢の無い毎日、だらしない若者でした

時間にルーズ、おカネにルーズ、お酒にルーズ、女にルーズ

本も読まない、新聞も見ない・・・・勉強なんてするわけない

とにかく何やってもうまくいかない・・・ふてくされていました

惰性で農業をやっていたので親からはやる気がないならやめろ!って

いつも怒鳴られていました。こっちだってやりたくてやってるんじゃねー、家業だから仕方なくやってるんだ!あと継いでやってるんだから感謝しろ!って

どうしようもないドラ息子でした

こんなどうしようもない私に気づかせてくれたのは今の奥さんでした

「このままでいいと?」「将来どうすると?」「私たちどうなると?」

それまでは親からこづかい貰って、親の家で暮らして、親に食べさせてもらっていました。

そんな自分が否定されたようで毎日妻に当たっていました。

「お前になんがわかっとか!」親に逆らえないふがいない自分

それを見透かされた妻に対して理不尽な怒り・・・

そうだ、自分の人世を生きなければ・・・気づいたんです

自分で経営しようって決めます

やる

そして行動に移します。親と戦うんです。

俺に経営をやらせてくれ!なんだと?お前になんか経営ができるはずがない!いや、俺にやらせてくれ・・・繰り返し

そのころはその地域の慣習で親が年金をもらう65歳にならないと経営は委譲しないのが普通でした。その当時私の父は55歳一番仕事盛りのころです。

つかみ合いの喧嘩を繰り返し、ついにオヤジ折れました。

やれるもんならやってみろ!あーやってやるは!ってタンカを切り

親とはそれから20年間ずーと不仲になりました。

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経営を続ける・・・・どん底です。だって経営なんてしたことがなかったから・・・

がむしゃらに働いても一向に経営はうまくいかない。デフレの真っただ中

作っても売れない暗黒の時代が続きました。

お金がないと自殺する人の気持ちがだんだんわかってきます。

 

我武者羅に妻とはたらき、子供はほったらかし。まだ3歳4歳の一番かわいいころです。

保育園に迎えにいってからは畑に連れて帰り、暗くなるまでそこで遊ばせていました。

子供が小学校低学年のころまでそんな生活が続きました。

子供をどこにも遊びに連れて行ってあげられないのでせめてもの償いとして

やったのが外食です。外食と言ってもジョイフルです。

それでも子供たちは喜んでくれました。

やったージョイフルだ―‼ジョイフルジョイフルジョイフル!

そこで私は言います。好きモノなんでも頼んでいいぞって わーい!

でも

運ばれてくるのは子供たちが好きなハンバーグと旗が立ててあるチキンライスが2人前。

「ねーお父さんとおかーさんは食べんでいーと?」

「お父さんもハンバーグ好きとだろー?」

「うん、お父さんとおかーさんはおなかいっぱいだけんお前たちが腹いっぱい食べなっせ」

私たちは決まって子供たちが残したハンバーグと旗が立っているチキンライスを食べるのが暗黙の了解でした。

しかし、その時気づいたんです。子供たちを見ていてこのままでは家族は養えない・・・

そして決めました。稼げる農業を始めようって

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やりました。徹底的に経営の勉強を

そして稼げる農業の本質に気が付きました。

その当時ナスを栽培していたんですが、あるところからほうれん草を作ってくれないかって依頼が来たんです。

野菜って何でもかんでもできるわけではなくて土づくりとか基本的なことは同じなんですがちょっとづつやり方が違うんです。

だからメロン農家にトマト作ってくれって言ってもダメ

みかん農家にキャベツ作ってくれって言ってもダメってかたくなに断るんです。

へんなプライドがあって私はメロン農家だ!私はミカン農家だ!って

実は私もそうでした。

私はナス農家だ!なんで俺に「ほうれん草作ってくれ」だなんて言ってきやがるんだって😠

それでもその人がとっても困っていらっしゃるようだったんで、ホウレン草をちょっとだけ作ったんです。

そしたらめちゃくちゃ喜ばれて。

ヒトって 誰かに喜ばれるとうれしいんですね

これまで気が付かなかった・・・・

お客さんに喜んでもらえることがこんなにうれしいなんて

お客様ファーストに切り替えお客様に合わせた生産をし、取引価格を決め、原価を抑える

これを実践し、続けた結果、2年で経営は軌道に乗り出し、3年目から黒字になりました

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その後ベンチャー企業の農業参入事業をやる機会を得てそこで農業法人の社長として

同じような実績を残こすことができました。

もしあの時、自分を変えずに、嫁が悪い!親が悪い!農協が悪い、自治体が悪い、政治が悪い、天気悪い、相場が悪いって、

すべて人のせいにして自分を変えようとしなかったら・・・・

 

今の自分はないかもしれません。

人生がうまくいっていなかったときはすべて

相手を変えようとしていた時です

そして人生がうまくいき始めたナ~って感じるときって

自分を変えることができた時なんですね

 

 

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