第11回農ビジセミナー 観光農園、体験農場を始める1年前にやらなければいけないことwo

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いつもご覧いただきありがとうございます。
農業パーソナルトレーナーの山下弘幸です。
 
今回はのテーマは ズバリ、「マーケティングとブランディング」
タイトルは
これからの農業のトレンドになる
観光農園、体験農園を始める1年前に始めなければならないこと
 

観光農園や体験農場など自分の農園にヒトを集めて
ビジネスにしたい方のためのスモール農業講座です。
 
自分の農園で、観光農園とまではいかなくても
BBQをやったり、収穫体験をしたり、みんなが集まる農園を作って
自分が作った野菜を使って料理したり、
採れたて野菜を買ってもらったり・・・・
そんなことができたらいいなーって思っている農家さんて
とっても多いんです。
私も8年前に農テラスを作った時に
仕事がなかったんで、自分の農園にたくさんお客さんを呼んで楽しいイベントをやっていました。
その時に気が付いたんですが、
 
私の農園ってド田舎で交通アクセスが凄く悪いんですけど、
楽しそうなイベントを企画したりすると遠くからでもやってきてくれるんです。
そしてそこで私が作った野菜を直接買ってくれるし、多少の傷ものでも文句言わずに買って
くれんです。
更に、その野菜ができるまでの苦労やこだわりを話すと高い値段でも買ってくれるんです。
これまで市場や農協に出荷していた時とはまるで逆。
規格もなければ競りもない。
あるのは私の想いと共感してくれたお客様。
そして曲がったきゅうり、穴が開いた無農薬のほうれん草をスーパーマーケットの店頭価格より
高い値段で買ってくれる。
更に、ありがとうって感謝される。
こういう経験をすると
これまでの農業界の流通は何だったんだ?って思ったりしちゃいます。
でもこれって美味しい野菜を作ったからとか
きれいな野菜を作ったからとか
特別なイベントを企画したからではなくて
お客様が潜在的に求めていることを提供したからなんです。
本当にお客さんが
観たくなる
食べたくなる
買いたくなる
欲しくなる
行きたくなる
体験したくなることを考えて
その場を提供してあげればお客様は喜んでくださるんです。
つまり、商品サービスを磨くのではなく、
今そこにある商品サービスの魅力や価値を磨くのです。
では?
商品サービスの価値を磨くためにはどうすれば良いか。
それは
お客様に聞くのです。
どうしてここに来ようッて思てくださったのですか?
どうしてこの商品を買ってくださったんですか?
どうしてこの体験をしようって思われたんですか?
その答えがその商品サービスの魅力であり、価値であり
それこそがあなたの商品サービスの「ブランド」なんです
そこで、今回の農ビジセミナーの結論ですが、
 
これからの農業のトレンドになる
観光農園、体験農園を始める1年前に始めなければならないことは・・・・・
お客様があなたの農園に来てくれる理由
あなたの商品を買ってくれる理由を先に作ることなんです。
つまり、お客様があなたの商品やサービスを購入する理由
なければ
あなたが、これから観光農園、体験農園をやっても
そこには人は集まらないでしょう。
仮に最初ヒトが集まってくれても
それはお客様ではなくお付き合い様。
物珍しくて来た人か、あなたの友人です。
あなたの農園にヒトが集まり続けるには
あなたの農園の魅力、価値を磨く必要があります。
では、魅力価値を磨くにはどうすればよいか
それは
お客様に聞くのが一番です。
では誰に聞くのか?
あなたがお客さんになってほしいって
思っている人物像です。
例えば35歳の子供が二人いる奥様の層に
来ていただくような農園を作りたいのであれば
その層の人にどんなサービス商品を提供したら
喜んで来てくれるかを聞くのです。
ただ、やみくもにどんな商品サービスがいいですか?って
聞いても
相手も困惑してしまいます。
ですから 
 
 
予め自分が考えている企画を話してみるのです。
今度、自分の農園で
BBQができるような農園をやろうと思っているんだ。
採れたてのスイートコーンをその場で炭火で焼いて食べれる
コーナーがあって・・・
他には・・・・
っていうように
これを最初にやって
お客さんが喜んでくれそう企画ができたら
次は
来園していただきたい層に向けて
SNSやブログで発信するんです
こんなこと始めようって思っていますって。
これが観光農園、体験農園を始める1年前にやらなければいけないことです。
つまり、ヒトが集まる仕組みを前もって作っておくってことなんです。
では?どうやって伝えれば良いのか?発信すればよいのか?
これはスモール農業コース第7講から受講できます。
 
 
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