これから生き残る生産者は蓄えているところか、経費を下げているところ

いつもご覧いただきありがとうございます。
農業パーソナルトレーナーの山下弘幸です。
 
今回はのテーマは「トマト農家が相談にやってきた」です。
 
 
ここ数年トマトの市場価格は暴落し、トマト産地は悲鳴を上げています。
そんな中、ある生産者が助けを求めて農テラスを訪ねてこられました。
 
この生産者はトマト栽培25年以上のベテラン農家。
これまで順調に規模拡張を行い、従業員も外国人技能実習生を含み
4名の農業生産法人である。
 
ただ、出荷先はすべて県内の卸売市場。
社長の悩みは
 
この相場低迷期を脱するにはどうすればよいか?であった。
 
対策として考えてこられたのは二つ
ひとつは先進技術を取り入れて反収を上げるというモノ
もう一つは市場取引だけではなく相対取引を始めたいということだった。
 
 
山下:
最近契約栽培で売上を伸ばしているところが多いですよね。
特にレタスなんかはものすごい勢いで伸びましたよね。
それって、レタスは業務用が伸びたんです。
 
社長がやっているトマトはまだ青果用の取引が多いから
契約栽培ってなると青果用と加工業務用ではかなり取引価格が
変わるんじゃないでしょか。
だから、いまは慎重に検討された方が良いと思います。
また、最近は生鮮野菜の輸入も増えてきましたよね。
外食やカット野菜に使わている野菜なんかそうですよね。
 
これらは末端価格が決まっている商品ばかりです。
 
スーパーマーケットに並んでいる野菜と違って
店頭価格や店内でのメニューの価格は同じですよね。
 
つまり、これらの業者に納品する生産者はそれなりの値段で
卸しているってことなんです。
 
でも、台風、長雨、寒波などで産地で野菜が育たなかったりした場合は
どうなるでしょか?
 
材料がありませんってわけにはいきませんので
これら業者はすぐに韓国はベトナムから輸入して補てんします。
青果業者だって自分たちが生き残るために安定を求めちゃうんです。
 
相場に振り回されているのは農家ばかりではありません。
青果業界も生き残りに必死なんです。だって、欠品すれば
その業者は潰れちゃいますからね。
 
そして、3年前の冬列島を襲った寒波によって
大量の野菜が輸入され、その時の不安から毎年諸外国から輸入を決行しています
 
ちょっと寒波襲ったら野菜が安定的に手に入らない。
そのくらいなら早めに安定的に材料確保したいってことで
輸入が増えているんです。
 
これを知ってか知らずか、あの時の高騰した価格が
忘れられられずに
むやみに設備投資したところが悲劇を生んでいますよね
 
これからこのような悲劇は各地で起こるでしょう。
 
だから今やるべきことは
来るべき(もうすでに来ているんですが)価格低迷に備えて
蓄えるか、経費を下げるかしか方法はないんです
 
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