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今回は農家の悩みについて

いつもご覧いただきありがとうございます

農業パーソナルトレーナーの山下です。

今回は農家の悩みについて

私も30年近く農業をやってきましたが、良かった事ばかりではありません。

むしろきつかったことの方が多かったような気がします。

 

私の場合は、「きつい」って言うと、まずは体力的でしたね。

私は体が小さかったので20㎏の肥料を持ち上げるのも結構きつかった。

 

トラクターのアタッチメントの取り付けの時も今では割とワンタッチで結合できますが

以前は、最後は人の手で微調整するタイプが多くて、結局は重たい鉄の塊を人力で動かすことが結構あったんです。けっこうそれもきつかった。

だから、結局は妻と二人がかりで取り付けることに・・・

つまり、機械作業は一人でできるのに、結局その前の準備に二人必要になるんです。

他にも防除するための動力噴霧器を軽トラックに積む作業。これも結構きつかった。

だって、あれってかなり重たいんですよ。

更に、防除するときは重たいホースを引きながら薬剤散布していました。

私のビニールハウスは100mありましたからかなり腰と足に不可がかかっていました。

よく、指導員の方が

薬剤散布とか葉面散布とかやったほうがいいですね。なんて簡単に言うけど

「ばかやろう!ホース引くのって大変なんだぞ」っていつも心の中では思っていました。

じゃ、薬剤散布で楽をするにはどうすればいいのか、

それはホースを引くのをもう一人の人に手伝ってもらうとよいのです。

簡単ですよね。これってどこの農家さんもやっています。

でも、これって意外と効率が悪い。だって二人作業になるからです。

もしこの作業が一人で出来てもう一人は違う生産性のある仕事ができたら・・・

この防除ひとつにとっても、アタッチメントの取り付けひとつにとっても

一人でできるのと二人必要なのでは生産性が全く違います。

私は、いつも妻は他の仕事をして、安定的な所得を得ていれば我が家の経営は

「安定するのになぁ」って考えていました。

つまり、妻は妻で生産性のある仕事をして、私は私で生産性のある仕事をするには

どうすればよいかっていつも考えていました。

つまり、私の場合は「体力的にきつい」より、どうしたら一人で生産性をあげることができるか?の方が最大の悩みでした。

当時、私は

妻と二人でしたから二人分の給料を稼ぎ出さなければならないって思っていたのですが、

農業は所得が不確定な職業で、良い時もあれば悪い時もある不確定要素を多く含むハイリスクハイリターンのビジネスだって割り切っていました。

ですから、いつもどうやって経営を安定させようかばかり考えていました。

ところが、最近では、機械も進化し、一人でアタッチメントが取り付けられたり、ブームスプレイヤーなど乗用薬散機やドローンなんかで防除できたりして、人件費を削減し、生産性を上げることができる夢のような時代になってきました。

これにより、かなり省力化が出来るのです。つまり一人でできるようになったり、一人当たりの作業性、生産性があがってきたのです。

しかし、これらを導入すれば、当然農機具の支払いなどの支出も増えてきます。そうなると更に売上を上げなければならない。

そして、その為には規模を拡大せざるを得ない。

といった具合に経営を安定させるどころか、事業拡張による過剰投資スパイラルに入り込んでしまう可能性があります。

つまり、農業は一人当たりの生産性を高めて安定性を図ろうとすると規模を拡張し、売り上げを上げていかなければ成り立たないようになっているのです。

この現象は今始まったわけではなく、昔からその道をたどってきています。

例えば、

私の祖父(大正生まれ)のころは3桁農業って言って、どうすれば100万売り上げるかの時代だったそうです。

私の父(S16年生まれ)のころはいかに1000万売り上げるかの時代だったようです。

そして今、私の時代はいかに1億売り上げるかの時代になました。

そして次世代はいかに10億売るかの時代に必ずなります。

このように、いかなる時代でも効率化、合理化、省力化の方へ時代は流れ、生産性が高まることを人々は求めていくのです。

そして我々農業者はその時々の変化に対応していくしかない・・・

つまり、「農家の本当の悩み」とは

“一人当たりの生産性を高めるその時々の時代に対応していく”ということなんです。

更に付け加えると、

これができれば自分や家族の生活が安定し、これができなければ自分や家族の生活がままならない状態になるかもしれない・・・・

といった不安を抱えているのです。

では、

今、時代の変化にどうやって各農家は対応していっているのか?

大きく分けて2つあります。

ひとつは「明確ビジョンを持ち、計画を立てて実行している戦略的農家」

もう一つは「時代に流されて目の前の対応に追われているその場対応型農家」です。

ひとつ目の農家はなりたい農業、やりたい仕事、理想的な人生を

描いてそれに紐づいた農業を実践しています。

一方、二つ目の農家は

目の前の情報に振り回され、時間とお金の使い方がまるで分らず、

隣の人が新しい機械を買ったから私も買う。隣の農家が外国人技能実習生を入れたから

自分のところにも入れる。って具合に常にその場対応で、いずれはおカネが回らなくなってしまいます。

今まではこの二つの農家の差があまり出なかったのですが、

これらはこれから顕著に表れることになります。

その理由は農産物単価の高騰がなくなるからです。

これまではその場対応型農家でもたまにある農産物の高騰による“ボーナス“みたいな

売上追加でその場をしのげたりすることが出来ていました。

しかし、いずれこの「ボーナス」がなくなります。

詳しくはまた別の機会にお伝えしますが、農産物流通業者もかなり厳しい状況ですので

おそらく、高値取引を回避する手段(輸入とか)をフルに活用してくるからです。

さらにもう一つは補助金助成金です。

農業は過保護に保護されている典型的な産業です。

それも先ほどの「戦略的農家」から「その場対応型農家」まですべてが保護の対処になっていました。

しかし、そろそろその手法にも限界がきています。

つまり政策もすべての農業者を保護するよりも積極的、戦略的な農家を支援しようって

動きにシフトしてくはずです。

これは今でいう、認定農業者にあたります。

でも、認定農業者だからと言って安心してはいけません。

更に、いずれは法人化、大規模化農家が有利になる政策へとシフトしていくのではと予測されています。

実は、

このようなことは私が言うまでもなく、農家さんはこれらの事には薄々気が付いています。

だから、不安なんです。

しかし、

「何から始めて、何をやればいいのかがわからない・・・」

これが、本当の農家の悩みなんです。

わたしがこのように断言できるのは農業コンサルタントしてそう感じているからです。

私の会社、農テラスでは常時、「無料経営相談」を実施しています。

しかし、無料にもかかわらず、悩みを相談に来られる方って意外と少ないんです。

なぜだと思います?

それは農家の方々が、

「何を悩んでいるのか?」「何を相談してよいのか?」わからないんです。

ただ、やみくもにこころの奥底に不安がある。なんかスッキリしない。

もやもやする・・・

そういう方ってあなただけではないんです。他にもたくさんいらっしゃるんです。

ですから、こういう方のために

実施しているのが毎回お知らせをしている「農ビジセミナー」です。

何を悩んでいるのかわからないがなんかスッキリしない方。

悩んでいることがあるけど人には言えない方

何か今のままではダメだと思っているけど何から始めたらいいのかわからない方

などなど、

今の現状を少しでも変えたいって思っている方は農ビジセミナーにお越しください。

必ず何かしら「来てよかった」って答えがかならず見つかりますよ(^^♪

 

メルマガにご登録いただける方はコチラ
https://notera-seminar.com/mz.html
 

農ビジセミナーにたくさんの方がご参加頂きました

いつもご覧いただきありがとうございます
農業パーソナルトレーナーの山下です。
 
今回は今年1年の農ビジセミナーを振りかえってみたいと思います
 
そもそも、農テラス主催の自主セミナーは今年1月から始めたもので、
最初は参加してくださる方がいるのだろうかとかなり心配していましたが、
毎回多くの方にご参加頂けることで何とか継続して実施することができました。
 
   
このメルマガを読んでくださっている方はお分かりだと思いますが、
農業は「生産活動」だ、ということがこれまで常識として認識されてきましたが、
それが大きく変わってきています。
 
それはどういうことかというと、
 
農業は生産事業でもあり、実は「経済活動」を積極的にやらなければいけない時代に
突入しているということです。
 
ですが、農業界には経済に強い方があまりにも少ないのが実情です。
ということで、
農テラスではこれまでの農ビジセミナーでもコンセプトに従って「経済活動」できる
農業者になるためのセミナーを次の通り実践してきました。
 
《今年のセミナー内容一覧》
第1回 初めて相対取引する若手農業者のための「契約栽培の始め方」
第2回 新規農業者のための「成否を分けた5つのポイント」
第3回 販路開拓、販路拡張したい「農家のためのセミナー」
第4回 強い農業は人材から!「採用力アップセミナー」
第5回 オランダ農業の強さの特徴と最新事例から見えてくる「今後の農業の方向性」
第6回 大規模農業とスモール農業の「生き残り方の違い」
第7回 ベンチャー企業で学んだ「稼げる事業計画の立て方」  
第8回 中小企業が実践すべき「webマーケティングの最新情報」
第9回 従業員、パートさんたちが活き活きと働いてくれる「職場を作る方法」
第10回 人は育てようとしても意外に育たない!「農家のための従業員人材育成法」
第11回 これからの農業のトレンドになる「観光農園、体験農園を始める」
        1年前にはじめなければならないこと
第12回 農テラス感謝祭 「異業種情報交流会」
 
特に第5回は農テラスと連携しているオランダ農業トランスレーターのyu mizukiが
オランダハーグよりlive(生中継)で現地リポートをしていただいたり、
第4回は神奈川から私が日本一と認める農業法人の井出社長にも講義をしていただきました。
また、第8回はwebマーケティングの講師としてTVなどにもご出演されている
酒匂さんにもお越しいただき、最新マーケティング事情からgooglの裏側の話まで
そこまで言って委員会ってくらい内容の濃いお話をしていただいたりもしました。
 
 
本当にたくさんの方に講師としてご参加頂き、そして
たくさんの方にご受講いただきましたことにこの場をお借りして改めて感謝いたします。
 
そして、
次回の第13回農ビジセミナーは
 
ついに、あの寺坂さんが北海道より農ビジセミナーにやてきます!
直販通販で年商1億売り上げる、お客様と直接つながるダイレクトマーケティングを
誰よりも早く始めて大成功している方です
 
熊本にもたくさんのファンがいてこの時期は講演会で引っ張りだこの人気者です。
 
今回はセミナーではなく個別にアドバイスを受けれるような内容にしようと計画しています。
寺坂さんから直接アドバイスをいただける機会は中々ないと思いますのでこの機会を是非
ご活用下さい!
 
年の瀬のお忙しい時期ですが、今から仕事の段取りを調整してご参加頂ければと思います。
 

農業マーケティング時代到来

いつもご覧いただきありがとうございます
農業パーソナルトレーナの山下です。
 
今回は、農業マーケティングについてです。
 
皆さんマーケティングってなんだかわかりますか?
なんだか難しそうですよね。
 
中には、自分には関係ないって思われている方も多いのではないでしょうか。
 
でも、意外と皆さんにめちゃめちゃ必要な事だったんです。
 
では、「マーケティング」っていったいどういう意味かでしょうか?
 
簡単に言えば「農業マーケティング」とは「農業においての販売手法のこと」
です。
 
ですから、全ての農業者に関係あるのです。
 
農業でこの「マーケティング」が浸透していないのは
これまで農業は「販売」に意識を向けてこなかったからなんです。
 
農業はこれまで「生産業」とされてきたため「販売業」は農協などの
出荷部会や直販所、青果業者さんに委託してきました。
 
ちなみに、卸売市場は販売委託先ではなくオークション会場みたいなものです。
 
ところが、最近では農家が直接青果業者(仕入れ先)へ納品したり、
ダイレクトに末端の消費者の方にお届けしたりする「販売」をするようになって
きました。
 
そこで、これまで「販売」をしてこなかった農業界に「販売」の概念が必要になってきているのです。
販売の話になると必ず聞かれる質問の第1位は
 
「どうやって売ればいいですか?」です。
 
ところが、
この質問が、そもそもの間違いなんです。
 
多くの農家は販売を「売る」って思っています。
 
でも、本当は
農産物は「売る」のではなくて、「買ってもらう」でなければいけません。
 
ちょっとニュアンスが難しいのですが、
 
「売る」は自分から売り込む自分の行為で、
「買ってもらう」は相手が決定する行為です
 
つまり「売る」はセールス、買ってもらうが「マーケティング」って
分類されています。
 
 
ですから、農家が「売るのが難しい」って言っているのは
「セールスが難しい」って言っているのです。
 
 
実は、農家以外でも「売る」、いわいる「セールス」はむっちゃ難しいんです。
昔はセールスマンって言う売込む人がたくさんいましたが、
 
今はセールマンっていなくなったんです。
つまり、売り込む人はいなくなったんです。
 
こんな風に言うと、以外に思われる方も多いかもしれませんが、
 
あなたは最近何か商品を売り込まれたことあります?
コンビニとか、マクドナルドとか、TVコマーシャルとか、
ないですよね。
 
今の時代、売り込む人は単純に「嫌われます」。
 
たまにお年寄りをだまして、高額なモノを売り込んでいるインチキ業者が逮捕されたりしていますが、あれは昭和の商法です。
 
では、今の時代はどうやって販売しているのかというと
 
 
 
売り込むのではなく、
「相手が欲しくなる仕掛け」を作っているのです。
 
そう、
売り込むのではなく、相手が「欲しい!買いたい!」って思うような仕掛けを。
 
この相手が欲しくなるような仕掛けを作って、お客様に買っていただく販売方法を
「マーケティング」って呼ぶのです。
 
それからすれば
 
農業界は間違ったことを言っていませんか?
例えば「おいしいモノを作れば売れる」とか
 
お客様は「おいしければ買ってくれる」なんてそんな単純なモノではありません。
例えば、マクドナルドとモスバーガーはどっちがおいしですか?
別にマックがまずいわけではありませんが、世の中の美味しいものがだけが売れているというのは間違いです。
行列のできるラーメン屋さんよりも本当においしいおラーメン屋さんはたくさんあります。
 
つまり、どれだけ美味しいお店でもお客様に「買ってもらう」「選んでもらう」がなければ
潰れてしまうんです。
 
逆に、味はそこそこでもお客様に「選んでもらう」「買ってもらう」ことができれば
販売は成り立つのです。
 
日本の農業界は最高のモノづくりで切磋琢磨して世界でも最高品質の農産物を作っています。
これからも更にもっといいモノを追求していくでしょう。
 
しかし、これ以上最高級のモノを作ってもその努力に似合う対価が得られるかは疑問です。
別に、品質を高める努力を否定してるのではありません。
 
その品質を“高める努力だけ“に全エネルギーを注ぐのではなく、
「選んでもらう」「買ってもらう」仕掛けづくりにもっとエネルギーを注ぐ方が
農家の所得は上がると思います。
 
そこで、買ってもらう、選んでもらうにはどうすれば良いのか?って話ですが、
 
ここからが、最近、私がセミナー、講演でやっている話なんですが、
「お客様アプリ」をダウンロードしなさいって話になります。
 
つまり、あなたのお客様は誰ですか?ってことです。
 
自分の商品サービスを受け取ってもらう相手、つまりあなたのお客様のことです。
 
これがわからないと、「選んでもらう、買ってもらう」ができませんよね?
 
つまり、「誰に」?です。
 
この「誰に(あなたのお客様)」?を明確化して
 
そのお客様が、どうやったら自分を選んでくれて、自分の商品を買ってもらえるか?
を徹底的に考えるのです。
 
この行為を「マーケティングリサーチ」と言います。
 
お客様が何を求めているかは、買っていただく対象者により全く異なりますよね。
 
例えばお客様によって求められる内容は以下のように異なります。
※農産物(野菜)が求められている要望の主なものです。
百貨店は高級感を
小売量販店は安価、安定、新鮮を
業務中食外食業者は定時定量定価定数定着の5定を
輸出業者は鮮度維持と大量ロットを
給食病院食は品質管理と第三者認証を
直販所は手ごろ感と差別化を
個人顧客は信頼と共感を
農協には均等規格とA品率を
卸売市場には安定出荷とできれば品薄の時の集荷を
などなど。
 
 
いかがですか?
 
ざっと上げただけでも業種業態、ポジション、業界で求められているのが
全く違うことがお分かり頂けたと思います。
 
つまり、
お客様によって求めている内容が違うから、農家側も
自分の農産物を「選んでもらう、買っていただく」ためには
アプローチの仕方(仕掛け)を“お客さまに合わせて”いかなければいけないですよね。
 
 
 
これを知らずに毎日がむしゃらに、一所懸命自分の農産物を磨き続けるだけの
農家さんがいたら是非教えてあげてください。
 
なぜなら、
“誰のため“が、わからないままに自分は「生産業」だから生産だけやっていればいいのだって販売のことを全く考えないで「農業は儲からない」「農業で生活をしていくのは大変だ」って嘆いている農家さんがたくさんいらっしゃるからです。
 
今回のお話をまとめると
1、 思考:農業の販売は売り込むのではなく選んでいただく、買っていただく
2、 手法:お客様は誰か?(お客様アプリを自分の頭にダウンロード)
3、 調査:お客様に選んでいただく、買っていただくにはどうすればよいか
4、 実行:お客様に選んで頂き買っていただく仕掛けを作る
5、 重要:仕掛けはお客様によって異なる
以上、今回は「日本の農業はマーケティング時代に突入した」
というお話でした。
 
詳しくはこのマーケティング動画をyoutubeにup予定です。
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農家のお客様ってだれ?

いつもご覧いただきありがとうございます。

農業パーソナルトレーナの山下です。

今回は「農家のお客様ってだれ?」ついて。

これから農家が生き残る方法は一つしかないと思っています。

その方法とは、お客様と「密接につながる」こと。

そこで最近のセミナーでは

「あなたのお客様はだれですか?」って話を各地でさせていただいております。

基本的にフツーの農家はお客さんを意識していません。

今日、種を撒いている農家さんに

「あのー、お尋ねしますが、誰のために種をまいているんですか?」

って聞いてみてください。

「あ?、そんな奴おらん!」って答えが返って来るはずです。

中には

「消費者のためだよ」ってお答えになる方もいるかもしれません。

しかし、消費者のためって、誰のことです?って尋ねても答えられない。

結局、「だれのため」ってのが、ないままに自己都合で種を撒いているんです。

一般社会において、お客様を意識していない業態はかなり厳しい状況にあります。

今の社会では

商売されている方、小売り、サービス業などでお客様をないがしろしているお店は

すぐにつぶれてしまいます。

また町工場や工務店、小さな建設会社でも元請け先様というお客様の要望に応えることができなければやがて仕事は回ってこなくなります。

最近では銀行でもお客様サービスに一生懸命ですし、市役所などの自治体も住民サービスを徹底しています。

更に、最近では病院も患者さんを「お客様として手厚いサービスをしましょう」って方針になっています。

つまり、

今や、日本は、すべてお客様サービス国家なんです。

ところが、農業業界はどうでしょう?

全国の農家200万人がどれだけお客様を意識しているでしょう。

そのうち半分の農家は自給的農家ですので自社消費中心ですからよいとしても

半分の農家は販売農家です。

つまり、

今の現状は、お客様を全く意識せず農業をやっている農家が多いのが実情のようです。

これまで、世の中、社会の人々は、普段から口にしている農産物は、

「農家の方が、私たちのために一生懸命に作ってくれてるって、思っていました」

ところが最近、これまで一般消費者だったフツーの人が農業を始めたり、企業が農業参入したりし始めて、気が付いたのです。

「あれ?農家の人ッて、お客様のために作ってくれてるんじゃなかったんだ?」ってことに。

例えば、青果業者さんが、ある農家さんにこのようにお願いします。

「12月に白菜が3t欲しいって言われているんで、作ってくれませんか?」

でも、

「この白菜は市場に出荷するからダメだ!」って断られます。

もしくは、「私はキャベツを生産しているから、白菜は作らん!」って

かたくなに、これまでの自分のスタイルを変えようとしないのです。

一般的な社会、企業では顧客満足度を上げるために

お客様の声を吸い上げて、お客様に寄り添ったサービスをするために

必死になっています。

なぜなら、お客様にそっぽ向かれたら生き残れないことに気づいているからです。

同様に農業もこれからはお客様にそっぽ向かれたら生き残れなくなります。

こんな話をしていると、

「農家はお客様のことなんて考えなくてもいいモノ作れば売れるから大丈夫だ」っておっしゃる方もたくさんいらっしゃます。

しかし、果たしてそうでしょうか?

ここからは私の見解ですが、

これから農産物は売れなくなるって予測しています。

理由は農産物が余っているから。

日本は自給率39%って話が先走り、あたかも農産物が足りていないって話がクローズアップされますが、食べ物は余っていて、食品の1/3は捨てられています。

最近では食品ロス法ってのが成立して食品ロスを半分に減らしましょうってのが始まったくらいです。

それでも台風や水害などでどこかの産地が被害を受ければ品薄になって市場価格は高騰し

生き残った産地は潤ってきました。

ところが最近は、その傾向もなくなりました。背景には国内で品薄になりそうな時には

海外から輸入されるようになったからです。

つまり、農産物が売れなくなるっていうのは農産物を仕入れる側が特定のところからしか仕入れなくなるという意味です。

ですから、これから農家は仕入れる側から特定のところとして指定されなければ生き残れなくなるって言うことなんです。

なんか言い回しが難しくなっちゃいましたが、

要は「仕入れ先」と「納入先」が蜜につながる時代になったってことです。

だから生産供給する農家も

むやみやたらに自己都合で生産していても、仕入れ先と繋がっていなければその農産物は行き場失うようになるってことなんです。

ではどうすれば良いのか。ってことなんですが、

農協に出荷している農家は農協がお客様です

農協のお客様は市場、青果業者です。

市場青果業者は小売、中食外食加工業者がお客様です、小売り外食中食加工業者は

一般消費者がお客様です。

そう、農協出荷されている農家さんは結局農協がお客様窓口なんです。

だから、農協がしっかりと次のお客様と繋がりを密接にできるように

農協と密接につながるんです。

一方、

農協を介さずに卸売場に出荷されている方はお卸売市場がお客様です

どうすればその卸売市場が次のお客様に喜ばれるかを卸売市場と一緒に考えるのです。

農協、市場を介さずにダイレクトに青果業者に卸している方はわかりやすいですよね。

その納品先がお客様ですので、しっかりとそのお客様の要望にこたえることができるようにしましょう。

中には大きな農業法人と連携して農業法人に出荷している農家さんもいらっしゃいます。

この場合は納品している農業法人がお客様になりますよね。ですからその農業法人と密接につながることが大事です。

このように、お客様とは農産物を納品(出荷)している先になります。

結局のところ、その納品(出荷)先からおカネをいただいていますので、その納品先がその先のお客様と密接につながってもらわないとおカネは自分のところに流れては来ません。

つまり、これからの農業は自分のところにしっかりとおカネが流れてくる農家しか、

生き残れないのです。

ちなみに、最近は農協や市場や青果業者や小売り業者を介さずにいきなり消費者の人と

繋がって農産物を販売するダイレクトマーケティングをやっている農家が増えてきました。

これら農家はスモール農業といって自分のファンを作ってそのファンの人達に農産物や、商品、サービスを買っていただく仕組みを作っています。

ある意味これから生き残る農家としては最強の農業経営パターンです。

今回は「農家のお客様はだれ?」というテーマで書かせていただきました。

私がサポートしている農家さんや、農業参入した企業など

最初に教えるのが「あなたのお客様は誰?ですか」です。

この「お客様」が明確になった農家、農業企業は農業経営が飛躍的に改善しています。

そのくらい、「お客様を意識する」ということは農業経営する上で重要なのことなのです。

もし、あなたの周りで

農業経営で困っている方がいらっしゃったら是非教えてあげてくださいね。

「あなたのお客さんは誰ですか?」って

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農業界は幕末なんだ!

いつもご覧いただきありがとうございます。

農業パーソナルトレーナーの山下です。

 

なぜ?、どうして。何だこりゃ?って

 

一番多いのが、一般企業から新規に農業参入したり、

サラリーマンだった方が新規農業者として就農したりすると、

自分がこれまで正しいって思っていた価値観と

農家・農村・農業・農協が持っている価値観があまりにも違いすぎて、

 

あれ?間違っているのは俺の方?って

 

迷いに迷ってノイローゼぎみになる人まで出てくる程の

ギャップがあるってことがよくあります。

 

そこで農家・農村、農業関係者が、なぜ?

一般社会の世の中の人と違うのか?ってことを

今回、解説いたします。

 

そこで、いきなり答えなんですが、

 

 

ズバリ、今の農業界は幕末なんだってことなんです。

この、農業は幕末なんだってことが分かると

 

あ、そうか、だからなんだねって

農業界の不思議が理解できると思います。

 

また、今農業が幕末であるってことが分かると、

これから農業で何をすれば成功できるかもわかるんです。

では早速始めていきましょう

※かなり強引にこじつけていますので、あらかじめご了承下さい

 

1、鎖国解禁

まず、幕末と言えば

徳川幕府が討幕されて大政奉還された頃ですよね。

 

これを今の農業に例えると

徳川幕府は農協(JA)見たいなもんです。

 

この将軍は全農、全中って大きな力をもって全国都道府県の農協を牛耳っているのです

 

ね、まるで徳川幕府でしょ。

 

農家農民は何かしらこの幕府の組合に入って農業を営んでいるんです。

全国の武士は徳川幕府に属していたみたいに。

 

最近ではにわかに、この幕府を倒そうって動きがいろんなところで起きているんですが、

農協はそう簡単に倒れません。

 

理由は二つ

ひとつは莫大なおカネを持っているから。

もう一つは大票田を持っているから。

ここでは深く掘り下げませんが、とにかくこの組織はそう簡単には倒れません。

 

でも、将来はかなり農協という組織は大きく変わります。

 

今は、あの農協が倒れるなんてって思うかもしれませんが、

当時もあの徳川幕府が倒れるなんてって思っていたのです。

 

さて、このように農業組織の中で農協1強の時代が終わるのはまだまだ先なんですが、

この徳川幕府が倒れるためにはきっかけが必要ですよね

 

幕末でいえば

 

 

そう、黒船来航

 

ペリー率いる黒船がやってこなければダメですよね。

 

 

そこで今の時代の黒船になるのが

 

TPP?

って思うでしょ?

 

 

違うんです。

 

「農地法の改定」なんです。

 

どういうことかって言うと

2009年農地法が一部改訂されることにより、

これまで農家の農家による農家のための農地だったものが、

農家以外でも農地を耕していいですよって規制緩和されたんです。

 

つまり、これまでずーっと鎖国してきた日本が、

ペリー来航により鎖国を解かれたようなものなのです。

 

つまり、「規制緩和」です

これまで国際貿易しませんよ、港は解放しませんよって言って規制してたものを

ペリーが来たあと次々に開港していったんです。

 

これにより、日本は近代国家への道をばく進しますよね。

 

 

そうなんです。

 

農業界もこれまで農家の農家による農家のためだけの農地を

一般企業に開放したんです。

 

実は農業界には黒船(イノベーション)はすでに10年前にやってきていたのです。

「農地法の改定」農業参入の自由化によって

 

日本の農業はこれから飛躍的に発展して行くことになります。

今はちょうど幕末の時代が大きく変わろうとしている時なんです。

 

2、産業革命

幕府が倒れ、近代国家を目指した日本は西洋文化をどんどん取り入れ急激に

文明的な国へと発展を遂げます。

 

一番わかりやすいのが蒸気機関車や蒸気線を作ったことです。

つまり、新たな文明とは機械化だったのですね。

 

これにより、飛躍的に生産性を伸ばしていきました。

これまで家内工業ですべての工程を人の手で一つ一つ作

っていたものを分業化して

一度に同じ品質のものを大量に生産できるようになったのです。

 

有名なところでは富岡製糸場ですよね。

 

これも、今の農業界に置き換えると

農家が家族でセル生産(1から10まで自分で行う)から

 

製造業型、企業型農業へ変化していくってことです。

 

最近では多いですよね。企業が参入していきなり大規模に農業を始めるパターン。

その企業的農業では農家が働くのではなく、社員がデータに基づいて工業的に生産工程の

役割を担当します。つまり分業化です。

このように、これまで農家が手間暇かけて職人技で生産してた農業にやっと

産業革命が起き始めたのです。

 

これぞ、幕末、明治維新ですね。

 

3、藩の戦い

幕末に起きた大きな出来事に「薩長同盟」ってのがありましたが、

もともと薩摩と長州はすごい仲が悪かったんです。

 

それでも討幕のために利害が一致して奇跡の同盟が結ばれたんですが、

今の農業界ってこれに似ているんです。

 

どういうことかっていうと、

先ほどの各藩(各JA)はライバルなんです。

 

ですから藩は自分の藩だけが生き残れば良いって考え方をしているんです。

 

今の農協や自治体も似ています。

実は農産物のマーケットって大体15兆円程度なんです。

それに輸入農産物が 5兆~6兆円分入ってきてるんで実質9兆から10兆円なんです。

つまり、各藩はこの市場を奪い合っているんです。

 

これって、「日本人の胃袋」が決まっているから仕方ないんですが、

 

例えば関東が大雨で災害が起きて農産物が全滅したってなると

九州の農産物が売れるので災害に合わなかった藩は「やったー」ってなるんです。

 

これって、すごい狭い世界で戦っていて、

結局のところ国内のパイの奪い合いをやっているだけなんですよね。

 

幕末に各藩が自分のお国だけは繁栄させようと頑張っているのに似ています。

ところが、

そして今の農業界に何が起きているかって言うと、

 

TPPの発令なんです。

 

国際貿易を始めますよって。2018年12月に始まっちゃんです。

え、いきなり国際化しちゃったの?

 

いきなりではないのですが、国は1980年ころからずっと農産物の国際貿易をスムーズにしようって、ずーっとやってきたんです。

でも自民党の大票田である農協や農民が反対するからなかなか実現しなくて、

今やっと農民票に頼らなくてもよくなったから大胆に国際化が加速し始めたんです。

(一時期は農協も農家もかなり反対運動していましたが・・・)

ですから、国内の藩同市でいがみ合ったり、市場を取り合うって幕末に藩同市が国内で戦っているようなもので、

当時の坂本竜馬が「国内で争ってる場合ではないぜよ」って言ってるのと同じなんです。

つまりTPPは環太平洋諸国で貿易圏をつっくって、

その他外国との貿易で不利にならないように組もうよ!って言ってるんです。

つまり薩長同盟みたいなもの。

 

今は、

隣のJAと争ってる場合じゃなくて、日本農業vs外国農業になっているんですよって

ことなんです。

ですからこれもちょうど幕末のころ同じですね。

 

4、士農工商

農家って、歴史をさかのぼると江戸時代は、いやその前から年貢っていって、

農民は租税を納めるお米を作るのが役割だったんです。

 

だから、農民がいなくなるとお米を作る人がいなくなるからお役人は農民を大事に

してきたのです。

江戸時代の士農工商って、士族の次に偉いのが農民なんですよ!でもこれって表向きで、

農民の子供は農民で、決して違う位には就けなかったのです。

 

今もそうですが、農民は敬われるのです。

しかし、相変わらず、生かさず殺さずの微妙な位置に立たされ続けています。

 

時代は変わり、

今でこそ、農民以外が農業やっていいって時代になりましたが、当時は農民は農民にしかなれずに、農民以外が農民になるなんて天と地がひっくり返ってもあり得ないことだったんです。

 

そしてこの名残は今も残っていて、

役所の人は農家農民にはとっても優しいんです。ものすごく腰が低いんです。

 

そうやって農家農民を気持ちよくさせてお米を作らせたり、農地を守らせたりしているんです。

だから、

役所の人が、新規で農業を始める方々に冷たく当たるのは、新参者がやって来てトラブルを起こし足りすると、既存の農家農民からのクレームが来るから嫌だからなんですね。

 

基本的に役人は「事なかれ主義」の方が多いので仕方ありません。

 

ということで、あいかわらず、

農民は国の管理下に置かれ耕作の手を休めないよう、離脱しないように誘導されています。

 

これも幕末のころとほとんど変わりないですね。

 

5、脱藩vs新選組

農業を始めると最初に関わってくるのが農協(JA)です。

 

これは最初にお話ししたように徳川幕府って考えるとよいでしょう。

その幕府は各地の藩を統治していますよね。

ですから、

その藩から抜け出すことは絶対に許さん!って

 

ね、まるで幕末でしょ。

 

そう、当時、藩を抜ける脱藩者は犯罪者として取り締まられていたんです。

 

まるで、農協を離脱したら、農協から肥料農薬は売らないぞ、販売もしてやらないからな!

って締め出しを食らうようなものです。

 

更には農協には青年部っていうのがあって全国組織で、政治にも口が挟めることができる

盟友という組織があってJA組合員の連結を強固なものにしているんです。

 

そして、徳川が一声かければ一気に集結してデモ行進を行ったり、

連名で意見書を出したりと農民一気さながらのチカラを発揮するんです。

 

さすがに、脱藩したものを取り押さえたりはしないのですが、その農協を離脱したものを

地域の会合がから外したりと地域内で脱農協者へのメンタル的なダメージを与える

武力を行使しない新選組みたいな組織があります。

 

私も農家ですからもちろん、青年部活動は一生懸命にやっていました。

その中に入ると

その行動が正義なのです。当時はそう信じていました。

これこそ、まさに幕末。正義のためには戦になったら戦う覚悟があったのです。

はちまき閉めて、国会に座り込みするのが正義だと信じていたのです。

 

 

6、岩倉使節団

明治維新後新政府はどういうかじ取りをするのか欧米に学ぶために岩倉具視を団長とする

使節団が英国へ学びに経ちました。

 

日本の農業界もこれから国際化する時代に向け諸外国から農業を学ぶために

外国へ出向き学びを深めています。

これからの農業の指針を示すために先進的農業を学ぶために。

 

その先進的農業を行っている国はどこか?

 

そう、それがオランダです。農業大国のアメリカ、オーストラリアの大規模農業ではなく、狭い国土で効率かつ、生産性を上げる農業で参考になるのがオランダ農業だったからです。

 

今ではよく耳にする「スマート農業」これってオランダ農業の受け売りなんです。

幕末には大政奉還の5年前には長州藩が伊藤博文らをイギリス留学させています。

 

後に、明治政府になった後その時参加した井上薫は外交で活躍し、山尾庸三は工学で、

遠藤謹助は造幣で、井上勝は鉄道で近代国家のための礎を作る大事な役割を果たします。

 

討幕後は岩倉具視率いる使節団が大久保木戸らと欧米列国へ派遣され最新の国造りを

学びましたよね。

 

これも幕末の政策と全く同じですね。

 

7、これからの日本農業

おそらく、このまま農協が解体されようでもしたなら、

各地で紛争が起きます。これは農家が紛争をおこすのではなく、農協職員や農政関係者が

起こすのです。自分たちの職を奪われると困るのは農家ではなく農業関係団体にに関わる社員、

職員の人たちなんです。

今の日本に農業をけん引している認定農業者は約24万人です。

一方この農業というキーワードで働いている方々は31万人もいるのです。

 

明治に入って急激な改革を行った結果、職を失った士族が反乱を起こし、西郷隆盛を担いで新政府と戦った戊辰戦争が勃発したように。

 

ですから農業改革は進みますが、急激にはいかないでしょう。

しかし、

農業という大きな母船はこれまでの航路から大きく航路を変更しなければならないことは

明確です。

ただ、母体が大きいので軌道を変えるのに時間がかかっているのです。

そこでこれからどういう農業を行っていくのか?

農業は幕末だ!ってことを認識すれば割とヒントがたくさん出てくるはずです

 

  • 廃藩置県

明治政府が藩を解体して県を置いた廃藩置県というのがあります。

農協も似たような改革が進められていて1県1JA構想ってのがあります。

農協を各都道府県に1つにするってことです。

現在(2019年3月25日現在)611の農協があります。  

その中で奈良、香川、沖縄、島根が1県1JAであり、これに準ずるのが佐賀、大分です。

これから検討し取り組んで行く県が高知、山口、福岡など8~10数県あるのが実態で、

西日本に多い傾向があります。

そんな中で進められているのが以下の改革です。

   ※出典:2017.07.26 「農協改革」への対抗軸1県1JA構想を考えるJC総研冨士重夫理事長

改革第1弾

・中央会制度の廃止、公認会計士監査の義務付け、

・総合JAの各事業や全農の株式会社への円滑な転換規定の整備

第2弾

・全農改革、農業資材・農産物販売に係る流通加工分野の業界再編

第3段

・信用事業の譲渡・代理店化と全農をはじめとする全国連合会の株式会社化

【目的】

1、JAを専業農家や農業生産法人のための経済事業に特化した農協に転換させる。

2、株式会社と同じ土俵で協同組合も事業展開すべき

3、農業者だけの、しかも専業や農業法人のような農業者の協同組合になるべき

◆信用事業を中金に譲渡させ代理店化

◆総合事業体としての協同組合を解体させ購買・販売だけの専門農協にさせる。

◆連合会は全農を手はじめに順次、中金、全共連も株式会社化し、いずれ他企業の

M&Aの対象とさせ、系列化も解体分断

【手法】

◆独禁法の適用除外をはずす、

◆法人税の軽減措置の廃止・縮小、

◆金融事業の兼営禁止・信用事業分離・代理店化、

◆中央会制度の廃止・公認会計士監査の義務づけ、

◆指定生乳生産者団体制度の廃止

【現状1】

農協法の事業目的の「農業所得増大に最大限の配慮」や、

ガバナンスにおける「理事の過半数は認定農業者」という法改正に現実化している

【将来】

つまり、組合法の下独自の発展を遂げたJAグループを健全な本来の農家のための組合と、その他総合事業を分けるって方向に向かいます。

そうすることで、JAが独占していた信用、金融、共済事業は一般企業と同等の競争社会にて運営させられることになります。

そうすることでこれまで見たいに新選組に狙われるのではないかってひやひやしながら農業をやらなくても、自由に農協を選び、販売ルートを決めることができるようになるのです。

 

 

  • 西郷隆盛vs大久保利通

今の農業を司どっているのは言わずと知れた農林水産省であるが、

今や経済産業省が深くかかわってきています。

これは農産物の輸出入が影響しています。

日本の農林水産省はこれまでいかに収量を上げることができるかを追求することと

農地保全をメインにやってましたが、これからは縮小する日本国内の市場だけでなく

海外の市場を視野に入れなければならず、流通、貿易、ビジネスに趣を置かなければ

ならないようになったのです。

 

しかし、農林水産省はこれまで農地保全と農産物収量確保という自給率を確保する

役割を大きくになってきました。

急速に国際化する時代についていけないのです。

 

そこで経産省が農業の産業化、ビジネス化していくことを推奨してきているのです。

 

実は、明治が始まり、親友だった大久保と西郷が決別した理由は

 

この価値観の違いだったのです。

 

西郷が主張するこれからの新しい日本は「農業と文化」だと言い放ったのに対し、

諸外国を学んだ大久保が

 

「あなたは世界を見ていないから知らないだろうが、これからは工業と文明だ」と言い返した。

 

まるで、世界を視野に入れている省庁が、

今の日本の農業はずっと内向きだった。

これまでは国内の農家を守るためにどうすれば良いかだけを考えてくればよかったのだが、

これからは国際化が急速に進む、

 

だから日本農業は「守る」のでは「強くする」

 

既存の古い体質の省庁に言い放っているのと重なって見える。

 

そのために、農地法改定の規制緩和を行い、

農協という徳川を倒そうと策略を立てているのも「農業を強くするため」なのだ。

おそらく、

全て、国際化する時代に合わせてのことであろう。

 

これから先は、これまで通り国内の収量を上げることと国土保全のための農業を

農水省が行い、世界と戦う農業を経産省がバックアップするような農業になるのでは

ないでしょうか。

 

 

  • 富国強兵

明治維新後、ガス灯ができて鉄道が走るようになった。つまり、

これまで考えられなかったテクノロジーが農業界にも入ってきます。

  ご存知の通り、

明治維新後と幕末までとは全く時代になりましたよね。

 

それと同じように全く違う農業が始まるんです。いや、始まっているんです。

 

それは企業型農業です。

これらすべて大きなところがシェアを奪うことができる弱肉強食の時代に

なるということです。

 

明治維新のころでいえば、富国強兵。

黒船がやってきた後日本はどうしたか?

 

外国に占拠されないように軍事を強化したのです。

では農業の黒船は?

 

最初に話した

企業の農業参入。そして、農協の株式会社化

 

更には、最近はやりの個人の農業者の組織化、法人化です。

これらすべて強い農業を作るために必要な事です。

 

これまで保護してきた農業を自由競争の世界へ連れていき、競争にもまれて

生き残った強いモノだけがその世界の王となる。

 

そのためには諸外国の農業を学ばなければいけない。

 

日本ではあまりなじみがないが、

国際社会で日本の農段物は国際基準を満たしていない。

 

つまり、海外では通用しないのだ。これはグローバルGAPと言って国際認証を受けていない農産物は流通できないように世界的に展開する小売・食品メーカーを中心に

農産物を含む食品の安全管理を高いレベルで実現する組織GFSI

世界基準を作っているんです。

  というように、これからは先進国に学び、

新しい農業基準、農業の価値観が誕生します

 

これが、幕末以降の農業のこれからなんです。

 

  • 時代の変化に対応できていない

しかし、こまったことに、この新しい流れに乗れていないのが

地方の農業関連団体のおじさん方です。

頭の中はまるで昭和。つまり幕末以前の農業で時間が止まっているんです。

 

まさか、日本が鎖国を辞めるなんて

まさか、廃藩置県が起きるなんて

まさか、ガス塔や、鉄道が走るなんて

 

すべてまさかの出来事で、頭がついてきていません

 

相変わらずその人たちが見ているのは

 

農家、農民、農村、農地だけ

 

 

マーケットや、社会情勢、ましてや世界のことなんて知りもしないし、

興味もない。ただただ、毎日種を撒いて、いいのができた、出来なかった、

値段が高った安かったって・・・・やっていればそれで良い人たちです。

 

つまり農業業界には、視野が狭い人たちがたくさんいらっしゃるってことを

理解してほしんです。

 

でも、社会の事、世の中の事、政治経済の事を勉強して農業界に入ってきた人たちはびっくりするでしょうね。

農業界が時代がそこで止まっているわけですから。

  

  だって、

誰も、農業界が幕末だなんてしならないし、教えてくれませんものね。

 

特に勉強されている方は、俺って

タイムスリップしたのか?って

自分の頭がおかしくなったのか?って思うほど

「価値観が違う」って感じられると思います。

 

だから、農業を取り巻く人たちと話が合わないんです。

  

 

だって、その人たちは文明開化よりずーっと先の未来の「令和」って時代から

やってきたんですから。

 

 

でも、農業業界にずっと携わってきた私からも

お願いがあります。

 

これらの方々(時代が止まっている方々)をあまり悪く言わないでいただきたい。

 

この方々は

一生懸命に農家、農民、農村、農地を守ってこられた方々なんです。

そしてその門番をすることが使命なんです。

 

そして、残念ながら、農民農家を管理統治するのに必死なんです。

 

  相変わらず

やたらと農村でクループを作りたがり、地域のリーダーを立て、

その活動に補助金を出して組織化したがります。

農業界に入ると驚くのが似たような組織がたくさんあるでしょう。

極端に言えば、農林水産部の課ごとに農業組織があるようなもの。

似たような○○協議会だの研修会だの、部会だの。

これってはっきり言って異常です。

 

そして

その会合にまともに全部参加するとはっきり言って農作業なんてできません。

だけど、その担当者はその組織を運営するのに必死だから

どうにかやって会合に農家を集めようとします。

真面目な農家ほど、これら会合に出席して役人からちやほやされていい気になって

結果、農業経営は火の車。なんてことに陥ります。

 

するとそういう農家には補助金や助成金の情報が回ってきます。

それがあるから、農家はその組織から抜けられない。

まさに、「守られ農業の負のスパイラル」です。

 

やっている側は気が付いていません。悪気が全くないのです。

むしろ

地域の農業のためにって心底思いこんでいます。

 

しかし、この農業を取り巻く方々の頭の中が変わっていない

のこそ大問題なんです。

 

幕末もちょんまげに草履に和装だったのを

散切り頭に革靴、洋服へ大転換させた時代ですよ。

 

人々の意識が変わるのにはちょっと時間がかかります。

 

時代の先がちょっと見えたからって今すぐ社会は変わりません。

 

でも、

やがて、農業の時代が大きく変わります。変わることだけは事実です。

 

ですから、

新規農業者はそこに気が付かなければいけないのです。そこに気が付いてほしいのです。

 

あらためてお話しましょう。

あなたが入ってしまった農業界もやっと明治維新が始まろうとしている

のです。

 

その明治維新も40年くらいは混とんとしていましたが、

 

その後、大正、昭和、平成と日本が発展してきたように

やっと農業もこれから生成発展が始まるのです。

 

 

  • 日本農業のトレンド

これから発展する農業で成功するには簡単です。

明治から今日に至るまでの日本の経済界のまねをすれば良いのです。

つまり以下の通りに、今成功している企業の真似をして

農業界に導入すれば良いのです。

 

《産業革命》

  • セル生産の家族経営からライン生産の組織農業に転換します。

《組織型企業型》

  • 農業も一般企業になるので雇用環境など労働基準も適用化されます

《品質管理》

3、国際社会で戦かうことになるのでグローバルGAPなどの国際基準に合わせた生産

を行います。

《ブランディング》

4、藩という思考でなく、日本という思考でブランドを作ります

《リスクヘッジ》

5、災害などのリスクヘッジのため産地の分散化を図ります

《資金調達》

6、資本は自己資本のみならずあらゆる金融機関の協力を得ます

《サプライチェーン》

7、顧客とのつながりを強化し、プロダクトアウトからマーケットインへ転換。

サプライチェーンのなかのサプライヤーとしての位置付けを行う

《人材育成》

8、サスティナブルな農業経営を実行するために人材育成を行う

《マネジメント》

9、企業理念を明確化し、事業計画に基づく事業運営や

データーから得た根拠に基づく生産管理を行う

 

 

  • 農業の末路

さて、

これまで、農業は幕末だ、だから今の時代の農業をやれば成功します!って話を

してきましたが、

要約すると、

やっと農業は競争時代に突入したって話なんです。鎖国しなくなったから。

で、これから競争、戦いが始まり、生き残ったところが農業業界をけん引する

リーディングカンパニーが生まれるんです。

だから、いまは皆同じスタートラインに立っているから

頑張れば1位になれますよって話なんです。

だから、農業はチャンスなんです。

 

 最後に

  最後まで読んでいただきありがとうございました。

  農業界は幕末だ!なんて、ほとんどお前の妄想だろ!って思われた方もいらっしゃるかもしれません。

 

中には憤慨された方もいらっしゃるかもしれません。

ところで、お前は何でこんなことが言いきれるんだって思われたことでしょう。

 

私は15年前にひょんなことから企業が農業参入した農業の会社に中途採用されました。

 

そこで見た企業の農業はそれは先進的で、農業界しか知らなかった私には衝撃的でした。

当時企業のオーナーがこれからの農業はこうなるからって教えてくれたのが

日本農業のトレンドの項で書いている9つの内容です。

 

それを今から15年も前から実践していて、

今では国内でもトップクラスの農業のリーディングカンパニーになっています。

 

つまり、わたしは当時までただのいち農家だったのですが、ある時信じられないような

企業農業に出逢いそこで全く新しい価値観を植付らえたのです。

 

まるで、幕末に土佐の漁師、ジョン万次郎が漂流してアメリカに連れていかれて

新しい文化文明に触れたように。

 

その後、ジョン万次郎は奇跡的に帰国し、幕末にはあの大政奉還を時の将軍に進言した

土佐藩藩主、山内容堂にアメリカの文化文明を教えていたと言われています。

 

時代の先を見てきた万次郎の話をちゃんと聞いてくれた結果、日本はペリーとの交渉で

間違った判断をせずに済んだともいわれていいます。

時代が大きく変わる時は

 

大きく価値観が変わる時です。

 

新たな価値基準を持つものと価値観が変わらぬままの人が混在している今こそが、

 

まさに幕末と同じだと思っています。

 

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