• 096-286-2374

できる農家は「優良農地」を持っている

いつもご覧いただきありがとうございます。

農業参入コンサルタントの山下弘幸(やましたひろゆき)です。

新規農業者のための農業ビジネススクール

農業ビジネス オンライン講座 第11講

今回のテーマは
できる農家は「優良農地」を持っている。
農地がダメだと経営がダメになる。

youtube動画はコチラ

農業経営は
ヒト・モノ・カネ・情報活という資源ををバランスよく活用することです。

その中で、モノに当たるのが

農業の場合は「農地」になります。

なぜなら、
農業ビジネスやっていく上で、
農業経営者は
2つのことをやらなければいけないからです。

一つはつつがなくモノができる仕組みづくり
もう一つはつつがなくモノがおカネに変わる仕組みづくりです。

その基本となる
モノができる仕組みを左右するのが

農地であり、その農産物をはぐくむ「土」だからです。

しかし、この農地に振り回されている

若手農業者、新規農業者、農業参入した企業は少なくありません。

農業経営が成り立つためには売上を上げる必要があります。

その売り上げは

出荷収量×単価です。

その出荷収量を上がるには

その農産物が育つ環境が大事です。

悪い環境だと生育不良や軟弱成長し病害虫や災害に弱い
農産物になってしまうからです。

つまり

農産物が育つ環境が悪ければ

売り上げにつながる収量(出荷量)が伸びないことになるのです。

そしてその大元になるのが

「農地」です。

これほど大事な農地なのですが、

農業参入する素人は安易に農地を選んでしまいます。

これにはワケがあって、

優良農地はその地域の既存の農家さんが
しっかりと抑えているからなんです。

ですからこれまで農業に参入してきた新規農業者や
新規農業参入企業は

ポテンシャルの低い農地をつかまされてかなり苦労してきました。

なぜ?そんなことがまかり通ったのかというと

一つは耕作放棄地の解消という名目で自治体が
新規農業者に利用者、耕作者として活用したからです。

自治体にとってみれば耕作放棄地の解消は社会問題。

それを新規農業者に使ってもらい、
その農業者がうまくいけば税収も上がり

一石二鳥ということです。

しかし、

耕作放棄地とは

呼んで字のごとく

耕作を放棄された地の事

耕作を放棄されたのには

それなりの理由があるのです。

いわゆる土が悪い、環境が悪い、立地が悪いなど

何かしら農業経営をしていく上で不都合がある農地が
多いもの。

そのことを知らない新規農業者は

よそ者でその地域につてがなく

農地を借りれるならどこでも良いというスタンスで
借りてしまう。

しかし、その地は良くないことは地域住民の人は知っている。

そうやって

ただでさえ、農業のことをあまり知らない新規農業者は
不毛な農地をつかまされ

プロでも手を焼くような農地で
上がるはずのない生産性を上げるために

ムダに時間とお金と労力を使っているのです。

ということで、新規農業者の皆さん。

今あなたが耕作している農地は

大丈夫ですか?

不毛な大地ではありませんか?

もし、そうであるならば、手放すか、真剣に土づくりを
された方が良いです。

土はいったん作ればそのあとも良い農産物を生み続けてくれます。

しかし、生育条件を満たしていな、つちづくりができていない土は、

あなたがどれだけ頑張ってもそう簡単によい作物はできないでしょう。

つまり売り上げがあらないということです。

結果、土壌改良剤だの
葉面散布剤だの、微生物資材だの、○○活性剤だの

高い資材ばかり買い続け、いつまでたっても
おカネが残らない・・・・

なんてことになりうるのです。

農地を侮ていると苦しい農業になってしまいます。

たかが農地、されど農地。

農地こそが健全経営のための

母なる大地なのです。

youtube動画はコチラ

これまでの新規農業者のための農業ビジネス講座をご覧になりたい方は

コチラからどうぞ。

第1講 農業センス 適正診断

第2講 農業所得はどれくらい必要なの?

第3講 農業事業にかかる経費について

第4講 初期投資を抑える方法

第5講 何作ればよいですか?

第6講 どうやって売ればよいですか?

第7講 おカネの残し方、使い方

第8講 効率を上げる3つの方法

第9講 人を使う極意

第10講 記録で未来を予測する

第11講 農地がダメだと経営がダメになる

-----------------------------------------------------------------------------------------

農業ビジネスに関する無料相談承ります

こちらからどうぞ(^^♪

https://notera.co.jp/

-----------------------------------------------

農業業界を明るく照らす情報を毎週お届けいたします。

メルマガ(無料)にご登録いただける方はこちら

notera-seminar.com/mz.html

-----------------------------------------------------------------------------------------

■第14回農ビジセミナーのお知らせ

今回のテーマは

「2020年、農業は自分で売る時代到来!自分で価格をつけて売る方法について」です。

従業員に頑張ってもらうためにも、お客さんに商品を買ってもらうにも

会社や商品に対して「共感」してもらわなければいけませんよね。

そこで「共感」してもらうには「言葉」がとても重要になってきます。

どんな言葉で伝えるのか。

特にマーケティングではこの「伝える」文章、伝わる「言葉」が重要です。

そこで今回も素敵なゲストをお招きして一緒に勉強いたしましょう!

今回は

くまもと経済 記者(ライター)徳山さんをお招きして

「プロが教える見出しの書き方」について講義していただきます。

更にさらに、

なんと寺坂農園の寺坂さんにも再度お越しいただけることになりました!

前回の寺坂さんからダイレクト販売についてお聞きになった方も

前回残念ながら参加できなかった方もダイレクト販売のノウハウを

いっぱいお聞きしましょう。

また、夢のコラボ

山下弘幸&寺坂祐一 公開対談“ も計画しています。

ご参加くださる方はお早めにお申し込みください(^^♪

先着順ですよ(^^♪

お申込みはこちらからどうぞ

https://notera-seminar.com/inq

日時:令和2年1月25日(土)13:30~

会場:農テラスセミナールーム

住所:熊本県合志市御代志高良木499-3 フレッシュダイレクト選果場2階

定員:20名

会費:3000円

日本をリードする農業経営者

いつもご覧いただきありがとうございます。

農業参入コンサルタントの山下弘幸(やましたひろゆき)です。

 

若手農業者に夢を持ってもらうのに一番良いのは

成功している農業経営者から話を聞くことである。

 

今回は私がTAを務めるくまもと農業経営塾にゲスト講師として

講義していただいたお二人をご紹介いたします。

 

世界ブランドを目指すASOMILKでおなじみの「阿部牧場」の阿部社長

そして 百姓が興した農業ベンチャー企業「くしまアオイファーム」の池田社長

いずれも農業者として、また経営者として成功されている方で

私もとても尊敬している方々です。

今回は意識の高い若手農業者が学ぶ農業経営塾であるということで

お忙しい中、講義をしていただきました。

内容があまりに素晴らしかったのでダイジェストをお伝えいたします。

 

~世界を見据えたブランディング~ 

阿部牧場の阿部社長は純正の阿蘇で育まれたミルクを世界に広めたいという“思い“で

「阿蘇産」と「品質」にこだわった。

IMG 3526

しかし、酪農家ができることは生乳まで。牛乳にするにはプラントを持つ乳業メーカーに

委託しなければならない。それじゃ、自分でプラントを作ろうと決意。

そして3年かけて自社プラントを立ち上げた。

ここまででもその行動力と実行力がすごいのだが、

阿部社長がすごいのはここからである。

最初から「世界一」にふさわしいパッケージ(商品の顔)にこだわったのである。

一発でその牛乳が他の牛乳とは違うことがわかるように。

誰にも負けない自信のある牛乳が見えるように。

あえて瓶に充填し、ロゴは世界で通じるシンプルかつインパクトがあるものに。

そう、皆さんご存じのあの「ASOMILK」のデザインです。

私も最初に店頭でこの牛乳瓶を見たときは衝撃的でした。

なんて斬新なデザインなんだろうって。

そしてその牛乳が阿部さんの牛乳だと知ったとき「さすがだと」、

日本の農業が変わるって感じた瞬間でした。

そしてそのデザインは2011年には世界的なパッケージデザイン賞「Pentawards2011」の食品デイリープロダクト部門において最高賞となる「GOLDAWARD」を受賞した。

しかし、このデザインは阿部社長が最初から世界を視野に入れて考えていたもの。

決して偶然受賞したわけではない。

今の農業界で「こだわっている」農家は山ほどいるが

これほど計算された戦略的な「パッケージ」にこだわっている農家はいない。

このパッケージについて阿部社長はこう話す。

「だって、世界一のミルクには世界一のドレスを着せてあげたいじゃないですか」

もちろん、ASOMILIKは

日本で初、食品のミシュランガイドと称されるiTQi(国際味覚審査機構)で、最高ランク三ツ星も受賞している。

どうやったら阿部さんみたいに「突破」できるんでしょうか?

「こんな風になるって言い続けていたらなるんじゃないかなー」って

にこやかに笑いながら淡々と語られるが、

世界を視野に挑戦し続けている阿部社長はもうすでに次を見据えていた。

ASO MILKの新たな挑戦として阿蘇を元気にするプロジェクトがスタートさせている。

https://asocheese.com/

 

 

 

~海外戦略、販売戦略~

世界を見据えた農業経営者として

くしまアオイファームの池田社長は群を抜いている。

池田社長は

IMG 3537

普通の平均的な個人経営から数年で売り上げを50倍にしている奇跡の農家である。

よく、「企業的農業を目指す」なんて言っている農家や農業法人は多いが

実践し、結果を出しているところは以外と少ない。

その企業的農業を実践し、結果を出しているのが「くしまアオイファーム」の池田社長だ。

私が池田社長と最初に出会ったとき、衝撃を受けたことを覚えている。

「同世代でこんなにすごい人がいたんだ」って。

どうしても我々世代は昔の農業を引きづっている。

昔の農業とは保守的で閉鎖的で横並びを良しとする変化を嫌う農業のことである。

だから農業が盛んな田舎の地域では長いもの巻かれる農業を選択するのが主流だ。

私の周りも大半がそれである。

しかし、池田社長は違った。会社を作り、地域の人を雇い、大型の貯蔵庫を建てるなど

どんどん設備投資し甘藷を大量に輸出し始めたのだ。

いまだに農協を離脱するだけでも一大事の閉鎖的な農村で

農協を離れ、自分で会社を興し、自ら貯蔵庫を建てさらにそれを輸出するなんて・・・

フツーの人から見れば立派な中小企業ですね。で終わる話ですが、

農村社会においては

かなり変わったことをしているという風にみられます。

そして、いろんなところからの圧力、いやがらせ、妬み嫉みがあるのも農村社会の

悪習で、

池田社長もかなりバッシングに合われています。

しかし、

閉鎖的な地域で味わった悔しい思いが原動力となったからこそ

家族経営からの日本有数の農業企業に成長したのではないかとみています。

そして今ではその地域を活性化させるために奔走されています。

つまり

「出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は打てない」を実践された方なんです。

とは言え

新しいことに挑戦するには「勇気」がいります。

この勇気がなければ「はじめの1歩が踏み出せません」

ですから

成功している人の話を聞くと誰もが思うんです。

「俺もそんな風にやりたいんだけど、○○○○がな~」って

しかし、池田社長は受講生にこう語ります。

「農業者が自立しなきゃいけない、甘えてはいけない」

「地域貢献は当然で、常に地域から見られているんだ」

言い訳ばかりが先行し、波風立てずに自分が本当にやりたいことを封印して

あいつが悪い、こいつがどうだ、高く売れないのは相場安いから仕方がない、お金がないからやっていけないなどなど・・・

できない理由にばかりフォーカスして

どうすればできるか、どうすればやれるのかを考えない。

そういった人たちにこうメッセージをくれました。

「モテる大人になれ」

異性だけじゃない、すべての人間に。人のことを悪く言う人、人のせいにする人は一生モテません。~中略~

性別なんて、年齢なんて、障害なんて、才能なんて関係ないよ。まずは自分を信じて実践すること。必ずできる。そして出来たら、それを人にやさしく教えること。威風堂々。頼れるやつになりたいね。~後略~

ぐっとくるメッセージですね。

もちろん、池田社長自身も、モテる大人を実践するために社員から担ぎやすい、担がれる社長であることを意識されています。

私が思う「企業的農業」って池田社長のように

自己責任で挑戦し続けること。

そして社員を大事にして、地域を大事にして、契約農家さんを大事にして、取引先を大事にして・・・

モテる大人になることじゃないかな~って

まさに、

近江商人の「3方よし」ならぬ、「4方よし」、「5方よし」ですね。

これまで池田社長は

農林水産大臣賞をはじめ数々の賞を受賞され、今ではサツマイモ輸出シェアは国内最大規模の企業にまで成長させました。

しかし、まだまだ先を見続けておられます。

「強い農業はこえていく」

おそらく日本の農業界を変える人になるでしょう。

今回、二人の経営者にお越しいただきましたが

お二人の共通するところはとても多く、この話は、また別の機会にいたしますが、

受講性に勇気を与えてくれたことは間違いありません。

 

日本には素晴らしい農業経営者がたくさんいらっしゃいます。

これらの方々が日本の農業を変えていくのでしょう。

 

農テラスもこのようなイノベーターを応援いたします。

 

できる農家は「記録」で未来を予測する

いつもご覧いただきありがとうございます。

農業参入コンサルタントの山下弘幸(やましたひろゆき)です。

今回のテーマは「情報・データの記録」について

農業は集めなきゃいけないデータが多すぎる!

こう感じたことはありませんか?

常日頃の施設内の温度、夜温、湿度、土壌水分

日照量やco2などの栽培環境に関するデータ、

ph、ECなどの土壌状態、

栽培物の成長記録、作業記録、

防除記録、農業機械のメンテナンス記録

天気、市場価格変動、

規格ごとの収量、出荷量、卸単価、売り上げ

取引先ごとの売り上げ、受発注に関することなど

上げればきりがないくらいの記録データをつけなければ

なりません。

特に今の時期は確定申告の時期で

経費を仕分けしたり、売り上げをまとめたりされている頃ではないでしょうか。

さらには取引先から

生産履歴を出してほしい、出荷予定表を出してほしい

次年度の生産予定表が欲しいなどなど

情報開示を求めれている方も多いでしょう。

また、有機JASやGAPなどの認証を受けられている方は

審査のために日々の記録をつけていると思いますが、

これも認証審査のための記録、入力で

本来の目的から少しずれている

というような農業者が大半のようです。

では、記録や情報データを蓄積する本来の目的とは

何でしょうか?

答えは「未来予測」のためです。

これから栽培管理記録は

生育不良、病害被害を早く察知し収量減少リスクを未然に防ぐため

天候気象の記録は

災害リスクをを予測したり、天候不良による作業工程の遅れが生じることで収量、出荷量が減少を未然に防ぐため

売り上げ、経費の記録は

おカネの出入をチェックして経営が傾かないように事前に

対策を打てるようにするため

生育記録は

出荷時期や出荷量を取引先にあらかじめ連絡して

出荷ロス(機会ロス)を少なくするため

市況、相場の記録は

市場、マーケットの動きを把握して取引先からの

受注予測に対応できるように準備をするため

などなど

これらはすべて未来におきる出来事を事前知るための記録なのです。

目の前の出来事に振り回され、一喜一憂する

その時々で対応に迫られる

「その時農家」ではなく

常に先を見ながら事前に対応を決める

「これから農家」になりましょう。

これまでの農家は記録、情報の収集活用に

縁遠い業界でしたが、

これからはどこよりもこれらデータを駆使した

最先端の農業を目指してほしいと思っています。

 

 

 

農業ビジネスに関する無料相談承ります

こちらからどうぞ(^^♪

https://notera.co.jp/

-----------------------------------------------

農業業界を明るく照らす情報を毎週お届けいたします。

メルマガ(無料)にご登録いただける方はこちら

notera-seminar.com/mz.html

-----------------------------------------------------------------------------------------

■第14回農ビジセミナーのお知らせ

今回のテーマは

「2020年、農業は自分で売る時代到来!自分で価格をつけて売る方法について」です。

従業員に頑張ってもらうためにも、お客さんに商品を買ってもらうにも

会社や商品に対して「共感」してもらわなければいけませんよね。

そこで「共感」してもらうには「言葉」がとても重要になってきます。

どんな言葉で伝えるのか。

特にマーケティングではこの「伝える」文章、伝わる「言葉」が重要です。

そこで今回も素敵なゲストをお招きして一緒に勉強いたしましょう!

今回は

くまもと経済 記者(ライター)徳山さんをお招きして

「プロが教える見出しの書き方」について講義していただきます。

更にさらに、

なんと寺坂農園の寺坂さんにも再度お越しいただけることになりました!

前回の寺坂さんからダイレクト販売についてお聞きになった方も

前回残念ながら参加できなかった方もダイレクト販売のノウハウを

いっぱいお聞きしましょう。

また、夢のコラボ

山下弘幸&寺坂祐一 公開対談“ も計画しています。

ご参加くださる方はお早めにお申し込みください(^^♪

先着順ですよ(^^♪

お申込みはこちらからどうぞ

https://notera-seminar.com/inq

日時:令和2年1月25日(土)13:30~

会場:農テラスセミナールーム

住所:熊本県合志市御代志高良木499-3 フレッシュダイレクト選果場2階

定員:20名

農業経営者の皆さん!人材育成でお困りではないですか?

いつもご覧いただきありがとうございます。
農業参入コンサルタントの山下弘幸(やましたひろゆき)です。
 
今回のテーマは「格差会社」ついて
 
え?格差会社って「格差社会」のことでしょう。文字間違えていませんか?
 
いや、格差会社であっています。
 
 
今回のお話は
従業員教育でお困りの経営者の方に是非読んでいただきたい内容になっています。
長い文章ですが、お役に立てる情報だと思います。
 
 
 
「格差会社」
 
格差社会については皆さん聞かれたことがあると思います。
 
今話題になっていますよね。
 
でも、
 
「会社内にも格差がある格差会社」ということはあまり知られていません。
 
 
知られていないというか気づいていいない方が多いようです。
特に、勉強熱心な社長さんに多い傾向があります。
 
会社内の格差とは
「社長」とそれ以外の方の格差(距離)のことです。
 
社長は経営者のトップ。最終決裁者です。
その社長とその他役員、社員、臨時社員などとの隔たりが
めちゃめちゃ広がっているということです。
 
一般的に社長さんは
自分でその会社を立ち上げています。
 
つまり創業者であることが多いようです。
 
農業の会社などはまさに
創業者であり、社長であり、オーナーである方がほとんどです。
 
 
そして頑張って会社を大きくして従業員を数名雇えるようになったところまで
たどり着きます。
 
最初は家族や身内で頑張ってやっていますが、やがて家族にばかりに頼れないので
血縁関係以外の社員、従業員に頼らざる得なくなっていきます。
 
しかし、このあたりから歯車が狂い始めます。
 
社員、従業員が思い通りに動いてくれない・・・
最近社員のやる気が見られない・・・
未来を描きたいけれど、一緒に未来語れる社員が育たない・・・
 
この現象は農業経営者のみならず、
中小企業の社長さんや、自治体の首長、諸団体の会長など
トップといわれている方すべてに共通している課題だといわれています。
 
ではなぜ?こんな現象が起きるのでしょうか?
 
私も農業法人の代表取締役をはじめあらゆる組織のトップの任を経験してきました。
 
そこで、感じたことは
 
トップとそれ以外では「価値観」が全く違うということです。
 
 
 
社長や何かしらのトップは、トップ同士が集まる会合に出たり、トップだからこそできる
商談があったり、トップだから会える人がいたりします。
 
そのトップの方は同じ価値感を持っている人や時間を過ごしています。
一方それ以外の人にはその会合も商談も参加していないのでそれらの「価値」は
全く想像もできないし、理解なんてできるはずがないのです。
 
そこで問題なのは、
 
社長が自分とそれ以外の人との「価値観のずれ」を理解できていいないということです。
 
農業の社長の多くは「最初から社長」の人が多く、
これまでに人に雇われたことがない方が大半です。
 
ですから、雇われている人の立場を理解するのが苦手な場合が多いのです。
 
実は私もそうでした。
 
親が社長の家業を継いだのですが、そもそも下積みのころから雇われている意識は全くなく、
自分が家業をやっている意識が強かったのです。
 
ですから、当時雇用をしていた社員にはトップダウンで「あーしろ、こーしろ」と
命令をしていました。
 
そして、よくないことですが、思い通りに動かない社員は首にしていました。
 
今考えるとかなりブラックなことをやっていたと反省しています。
 
でも、そうしないと我が家の経営が成り立たなかったのです。
 
当時は人の使い方や人材育成のやり方を知らなかったのです。
 
その後、ある農業ベンチャー企業に中途採用されて初めて
社員、従業員という立場を経験したのですが、そこで初めて雇われる人の気持ちを
学ぶことができました。
 
 
私が中途採用されて
社員として働いていた時の社員従業員の仲間はこんな感じだったのです。
 
 
「ったく、やってらんねーよな」
「社長はいいよな、俺たちに現場まかせて、涼しいところで仕事してさぁ」
 
 
 
社長は「一生懸命に社員に頑張ってくれ」って言うのですが、
どれだけ会議で社長が熱く未来を語っても、全く社員には響いていない。
 
それどころか、「相変わらず社長の話ねげーよなー」って
一緒に未来語れる社員どころか、どんどん距離を置かれていたのです。
 
 
 
そうか、社員って社長の話なんてはなっから聞く耳持っていないんだー
 
 
 
衝撃的でした。
 
私は社長の話は聞いて当たり前、言われたことをやるのが当たりまえ、
それどころか言われる前に「やる」のが社員の務めと思っていたからです。
 
 
 
ですから、私は会社の指示通りに一生懸命に働きました。それどころか
言われる間に行動し、それ以上の成果を出し続けました。
 
 
 
その後、その農業事業部が子会社化され
私がその農業法人の代表に抜擢されました。
 
そして
先ほどの「やる気」のない社員が すべて私の部下になったのです。
 
 
 
立場が変わると「人は変わります」
 
これまで同僚だった仲間に対して、
「何やってんだよ!ちゃんと仕事しろよ!」
「できないんだったらやめていいんだぞ!」
 
すべてトップダウンです。
 
親会社からプレッシャーと結果を出さなければいけない責任感から
私はこれまで仲間だった同僚に権力を振りかざしました。
 
結果、どうなったかというと
 
 
 
 
私は社内で孤立しました。
 
 
 
社内、農場内で私の話をだれも聞いてくれなくなったのです。
 
 
そしてついには
誰も私に目すら合わせてくれなくなったのです。
 
 
 
 
 
当然、仕事も作業もとどこおり、
収量は減り、売り上げも急降下していったのです。
 
私はこれまで一生懸命に会社のために働いてきて、そして代表にまで上り詰めて
これでやっと
 
もっと良い会社にできる!
 
そう思ってがむしゃらに頑張ってきました。
 
しかし、私とは違う、私ほど頑張ってこなかった社員に対しては
 
頑張るのが当然、頑張らないのはお前が悪いって
 
私は間違っていない。私が誰よりも頑張っているのだから、って思っていたのです。
 
 
 
自分の正しいと思っている価値観を
 
部下に押し付けて
 
できないやつは「能力のない奴」「やる気のない奴」と決めつけて
 
その自分の基準、自分の価値観だけで人を評価する。
 
当時の私はそんな奴だったのです。
 
 
 
「名プレーヤー、名将にあらず」という言葉がありますが、
頑張ってきた人、結果を出してきた人、才能のある人に限って指導者になると
 
とたんにダメになるようです。
 
なぜなら、自分はできていいたから。
 
 
 
 
現在いくつかの会社をお手伝いさせていただいております。
どの会社も人財育成、人財教育に苦慮されているようです。
 
 
その根底にあるのが社長とその他の社員の格差です。
 
私がお手伝いさせていただいている会社では
この格差を埋めることに注力しています。そして格差が埋まることで
事業成果がかなり出ています。
 
 
 
 
その後私は
社員との格差を取り除く努力を山ほどやりました。
 
自宅に招待して食事をふるまい酒を飲み、家に泊めて朝まで語り明かしました。
自分の話だけでなく社員の話にもしっかりと耳を傾けて。
 
時あるごとに社員みんなを連れて飲みに行き、バカ騒ぎをしました。
みんなで飲むときは決して仕事の話はしませんでした。
 
社員、部下の価値に寄り添い、その価値を理解することに全力を費やしました。
 
 
 
そうすると、どんどん社員たちは私に心を開いてくれるようになりました。
 
そして収量も売り上げもどんどん回復していきました。
 
理由は
社員が積極的に仕事をしてくれるようになったからです。
 
 
 
社員がこの会社を自分の会社と思い、社長の考えを理解しようとしてくれるように
なってからです。
 
 
彼ら彼女らが本気になって仕事に取り組んでくれさえすれば
 
会社は必ず成果が出ます。
 
 
 
ということは、彼ら彼女らが本気になって取り組んでくれなければ
会社の成果は期待できないということになります。
 
 
 
では、
社員従業員が本気になってくれるためにはどうすればよいのか?
 
それは、社長に「共感」してもらうことなんです。
 
 
 
 
上からではなく、同じ目線で
同じ人として話をする。話を聞く。
 
 
するとどこかで共鳴する瞬間が現れます。
 
その共鳴する瞬間ってどういう瞬間か?というと
 
しゃべっていて二人の話が盛り上がる瞬間です。
 
別に仕事の話でなくてもよいのです。どんな話でもよいので
価値と価値が重なり合うその瞬間を探すのです。
 
そこで共感したもの同士は
 
始めて同じ方向を向くことができます。
 
「ったく、やってらんねーよな」
「社長はいいよな、俺たちに現場まかせて、涼しいところで仕事してさぁ」
 
 
って言っていた社員は
 
社長のためにいっちょ頑張るか!って言ってくれるようになります。
 
 
 
会議で社長が熱く未来を語っても
社長の話なっげーなーって言っていた社員も
「耳を傾けてくれるようになります」
 
そのためには社員の話に耳を傾け、共感できるポイントを探すのです。
 
 
 
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。
 
この話は社員教育だけに限った話ではありません。
 
お客様との取引においても全く同じなんです。
 
お客様とどれだけ「共感」できるか。どれだけお客様に「共感」していただくか。
 
「共感」これからの農業ビジネスで成功するカギだと思っています。
 
 
 
-----------------------------------------------------------------------------------------
 
■第14回農ビジセミナーのお知らせ
 
今回のテーマは
「2020年、農業は自分で売る時代到来!自分で価格をつけて売る方法について」です。
 
従業員に頑張ってもらうためにも、お客さんに商品を買ってもらうにも
 
会社や商品に対して「共感」してもらわなければいけませんよね。
 
そこで「共感」してもらうには「言葉」がとても重要になってきます。
 
どんな言葉で伝えるのか。
 
特にマーケティングではこの「伝える」文章、伝わる「言葉」が重要です。
 
そこで今回も素敵なゲストをお招きして一緒に勉強いたしましょう!
 
今回は
くまもと経済 記者(ライター)徳山さんをお招きして
「プロが教える見出しの書き方」について講義していただきます。
 
更にさらに、
なんと寺坂農園の寺坂さんにも再度お越しいただけることになりました!
 
前回の寺坂さんからダイレクト販売についてお聞きになった方も
前回残念ながら参加できなかった方もダイレクト販売のノウハウを
いっぱいお聞きしましょう。
 
また、夢のコラボ
山下弘幸&寺坂祐一 公開対談“ も計画しています。
 
ご参加くださる方はお早めにお申し込みください(^^♪
先着順ですよ(^^♪
 
お申込みはこちらからどうぞ
https://notera-seminar.com/inq
 
日時:令和2年1月25日(土)13:30~
 
会場:農テラスセミナールーム
住所:熊本県合志市御代志高良木499-3 フレッシュダイレクト選果場2階
 
定員:20名
 
会費:3000円
 
 

人を上手に使う極意

youtube農業大学
これは農業ビジネススクールオンライン講座の一部をyoutubeにUPしているサイトです

 

 

世の中には2通りの人生があると思っています。

 

人に使われる人生と

人を使う人生。

誰しもが

「人に使わる人生」よりも

人を「使う人生」のほうがいいと思うかもしれません。

いつもご覧いただきありがとうございます。

農業参入コンサルタントの山下弘幸(やましたひろゆき)です。

 

新規農業者の農業参入のサポートや、企業農業参入のサポートをやっています。

農業コンサルは9年目ですが、農業歴は31年です。

稼げる農業をテーマにした農業講演や、儲かる農業を実践するための農業セミナーなどを全国で実施中。

また、若手農業者が農業経営、マネジメント、マーケティングなどを学べる農業ビジネススクールを主催しています。

ご興味のある方は「農ビジ」もしくは「農テラス」で検索して下さい

https://notera-seminar.com   https://notera.co.jp/

しかし、「人を使う」より、

 

「使われてい」る方が楽だ!

と考える人も少なくないと思います。なぜなら、

私もそうだからです。

私は末っ子ということもあり、子供のころから上の姉から

使われるに慣れていました。

ですから、人に使われるのは得意なんです。

でも、仕事を始めてからは

立場上、人を使わなければいけないようになって

上手な人の使い方を学びました。

今回の農業ビジネススクール

新規農業者のための農業ビジネス講座は

「雇われる人生」と「雇う人生」のどちらが良いかの話ではありません。

人を雇う立場になった時の

上手な人の使い方の極意についてです。

今、農業界では

空前の「雇用ブーム」が起きています。

長い期間、家族労働だけで成り立っていた農業界が

ついに

家族以外を雇い入れる雇用型農業へ変わり始めたのです。

しかし、

「人を雇いいれる」ということは

その雇い入れた人を”上手”に使わなければ

「二つの悲劇「」が起きることを

知っておかなければいけません。

一つは

雇った側の悲劇です。

雇い入れた人が思い通りの仕事をしてくれない

作業効率が上がると思っていたけれど、思いのほか

はかどらない・・・・

雇ったは良いけれど、気を遣うばかりでなく

おカネも使って、自分の仕事も倍に増えた・・・などなど

決して笑えない悲劇です。

これは

従業員を雇っている農業経営者が頭を抱えている

問題の第1位かもしれません。

そして

もう一つの悲劇は

雇われた側の悲劇です。

え?雇われている側にも悲劇があるの?って思われたかもしれませんが、

雇われた従業員、パートさんの悲劇も結構深刻です。

例えば、

農園主である親方が

仕事を教えてくれない、

指導してくれる方の教え方が下手で

何してよいかわからない。

だから、やる気はあるのに、その仕事が上手にできなくて

叱られることが多い。

結果、その仕事が続かずに離職し、

その無駄な期間が自分の仕事の経歴に刻まれる・・・

ちょっと大げさかもしれませんが、

一人でも人を雇うならば

人の使い方を上手にならないと

互いに不幸になるのです。

そうならないためにも、「人の使い方」を

上手になる極意について解説しています。

短い動画です。

人を雇おうと思っているの新規農業者の方や、

すでに人を雇っているの若手農家の方は

是非こちらをご覧ください。

もっと詳しく学びたい方、

農業ビジネススクール

オンライン講座を受講されたい方は

こちらをご覧ください

https://notera.co.jp/school/

-----------------------------------------------

農テラスでも無料相談承ります

https://notera.co.jp/

-----------------------------------------------

農業業界を明るく照らす情報を毎週お届けいたします。

メルマガ(無料)にご登録いただける方はこちら

notera-seminar.com/mz.html

-----------------------------------------------------------------------------------------

■第14回農ビジセミナーのお知らせ

今回のテーマは

「2020年、農業は自分で売る時代到来 自分で価格をつけて売る方法について」です。

今年は、自社サイトを作って宣伝告知を始めましょう!

※次回の農ビジセミナーの時に、「たった5万円でHPが作れる」お得な情報も提供いたします!

そのためには自社商品やサービスをSNSでジャンジャン配信しましょう!

しかし!

文章の書き方がわからない?どんなふうに書いたらよいかわかんない!って方が

たくさんいらっしゃいます。

そこで今回も素敵なゲストをお招きいたしますよ(^^♪

くまもと経済 記者(ライター)徳山さんをお招きして

「プロが教える見出しの書き方」について講義していただきます。

更にさらに、なんとまた寺坂農園の寺坂さんにもお越しいただけることになりました!

前回の寺坂さんからダイレクト販売についてお聞きになった方も

前回残念ながら参加できなかった方もダイレクト販売のノウハウをいっぱいお聞きしましょう

ご参加くださる方はお早めにお申し込みください(^^♪

先着順ですよ

お申込みはこちらからどうぞ

https://notera-seminar.com/inq

日時:令和2年1月25日(土)13:30~

会場:農テラスセミナールーム

住所:熊本県合志市御代志高良木499-3 フレッシュダイレクト選果場2階

定員:20名

会費:3000円

Publish modules to the "offcanvas" position.